2018佐賀インターナショナルバルーンフェスタ開催。毎年バルーン競技に参加するキャセイパシフィック航空のフライトに密着してみた

2018佐賀インターナショナルバルーンフェスタ開催。毎年バルーン競技に参加するキャセイパシフィック航空のフライトに密着してみた

 毎年11月の初旬に開催される「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」。日本だけでなく海外からの参加も多く、さまざまなクラスに分かれて合計100以上の熱気球が会場である嘉瀬川を起点に飛び立ち、佐賀平野上空で技を競う。

 このバルーンフェスタ、イベント内で競技が複数行なわれており、パシフィックカップ、熱気球日本選手権(今回は第35回。日本人のみ)、熱気球グランプリ(今回は第4戦)、バルーンファンタジアなどと4クラスが存在している。

 熱気球には、企業ロゴが入ったのものや立体的なキャラクターなどユニークなタイプと、バリエーションに富んでいることも特徴で、特に会期中の最後の2日間、夜間には「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン(夜間係留)」と呼ばれる生演奏とバーナーに灯され発光する熱気球との共演も見ものとなっている。

2018佐賀インターナショナルバルーンフェスタ開催。毎年バルーン競技に参加するキャセイパシフィック航空のフライトに密着してみた

 とにかく広大な敷地を使って行なわれるため、5日間の会期中、毎日熱気球が目指すゴールポイントも違う。風向き次第では市内中心部の上空がルートとなることもあり、佐賀市民にとっても一大イベントだ。この時期だけ、会場の敷地内を通るJR長崎本線に臨時駅「バルーンさが駅」が登場する。

 このイベントにキャセイパシフィック航空が競技に参加、しかも企業としてはすでに20回以上もの参加実績を誇っているという。今回操縦するパイロットは、日頃エアバス A350型機のシニアトレーニングキャプテンを務めている人物。そのフライトに密着してきた。