株初心者は少額投資から始めよう!おすすめ証券会社10選や銘柄の選び方を解説 | Wealth Engine

株初心者は少額投資から始めよう!おすすめ証券会社10選や銘柄の選び方を解説 | Wealth Engine

目次

  1. 株初心者は少額投資から始めよう!おすすめ証券会社10選や銘柄の選び方を解説
  2. 株式投資が可能な金額とは
    1. 1.サービスによっては数百円で購入が可能
    2. 2.日本企業の株は1単元(100株)から購入が可能
    3. 3.米国株は1株単位から購入が可能
  3. 株式投資の初心者は少額投資がおすすめ!
  4. 初心者の株式投資で少額投資を選ぶメリット3選
    1. 1. リスクを最小限に抑えられる
    2. 2 .株式投資を実践しながら学べる
    3. 3. 株価の高い会社の株にも手が届く
  5. 初心者の株式投資で少額投資を選ぶデメリット3選
    1. 1. リターンが少ない
    2. 2. 手数料で損失が出る場合がある
    3. 3. 利益を得るまでに時間がかかる
  6. 株初心者必見!少額投資を始めるための方法3つ
    1. 1. 積立投資をして資産を育てる
    2. 2. 安価で良い銘柄を買う
    3. 3. ミニ株(単元未満株)を買う
  7. 株初心者が少額投資サービスを選ぶポイント3つ
    1. 1. 投資の始めやすさで選ぶ
    2. 2. 予算に合わせた購入スタイルで選ぶ
    3. 3. 手数料で選ぶ
  8. 株初心者向き!少額投資可能なおすすめ証券会社10選
    1. SBI証券
    2. LINE証券
    3. auカブコム証券
    4. マネックス証券
    5. 岡三オンライン証券
    6. SBIネオモバイル証券(ネオモバ)
    7. SMBC日興証券
    8. PayPay証券
    9. CONNECT
    10. 野村證券
  9. 株初心者でもわかる!少額投資の始め方6STEP
    1. STEP1 事前準備
    2. STEP2 口座開設の申し込み・本人情報の入力
    3. STEP3 携帯電話番号の認証
    4. STEP4 本人確認書類の登録
    5. STEP5 暗証番号の設定
    6. STEP6 口座開設の申し込み完了
  10. 株式投資初心者が確認すべき銘柄の選び方
    1. 1. 割安株を購入する
    2. 2. 成長株を購入する
    3. 3. 低位株を購入する
  11. 初心者必見!株の売り時を見極める方法
    1. 1. 株価が上昇したタイミング
    2. 2. 投資先企業の業績が下がったタイミング
    3. 3. 為替相場が変動したタイミング
    4. 4. 投資先のコンプライアンス違反が判明したとき
  12. 株式投資初心者におすすめの勉強方法
    1. 書籍を使って学ぶ
    2. 会社四季報をチェックする
    3. 経済新聞を読む
    4. 証券会社のホームページで勉強する
    5. 企業のメディアや個人ブログから学ぶ
    6. 投資勉強用のアプリを活用する
  13. 株式投資初心者には少額投資がおすすめ!リスクを抑えてチャレンジしてみよう
  14. 初心者が株式投資を行う際によくある質問
    1. 株式投資に必要な金額が知りたい
    2. 株式投資の始め方が知りたい
    3. 株式投資の手数料は?
    4. 学生でも投資可能?
    5. 少額株式投資とは?
    6. 初心者に少額投資がおすすめの理由は?
    7. 単元未満株でも株主優待はある?
    8. 単元未満株の場合の配当金はある?
    9. ネット証券とは?
    10. ネット証券と店舗証券の違いは?
    11. 現物と信用取引の違いは?

株初心者は少額投資から始めよう!おすすめ証券会社10選や銘柄の選び方を解説

「株式投資を始めてみたいけれど多くの資金がかかりそうで難しい」「失敗するリスクが高そう」といった不安があり、なかなか手が出せない方も多いのではないでしょうか。株初心者は、資金がそれほどかからず、投資のリスクが抑えられる少額投資から始めて見てはいかがでしょうか。

本記事では、株初心者でも気軽に投資が始められるよう、少額投資の始め方や銘柄の選び方などについて、詳しく紹介します。おすすめの証券会社も10社紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

株初心者向き!少額投資可能なおすすめ証券会社10選を見る

株式投資が可能な金額とは

株式投資が可能な金額について
  1. サービスによっては数百円で購入が可能
  2. 日本企業の株は1単元(100株)から購入が可能
  3. 米国株は1株単位から購入が可能

株式投資を初めて行う場合、どれくらいの資金が必要なのかよくわからない方が多いのではないでしょうか。こちらでは、株式投資に必要な資金について3つの項目に分けて紹介していきます。

株式投資に必要な資金について
  1. サービスによっては数百円での購入が可能
  2. 日本企業の株は1単元(100株)から購入可能
  3. 米国株は1株単位から購入可能

1つずつ見ていきましょう。

株式の購入は、原則100株単位です。しかし、証券会社の中には、100株以下でも対応しているケースがあります。「単元未満株」や「ミニ株」と呼ばれます。

単元未満株とは銘柄ごとに決められている最低売買単位である1単元の株数に満たない端数株式のこと。株主総会における議決権の行使は認められないが、それ以外の利益配当請求権、書類閲覧謄写権、株主代表訴訟提起権等の株主の権利は認められる。

単元未満株なら1株単位での少額取引が可能なので、数百円程度の資金でも株式投資をスタートできます。例えば、通常1単元(100株)で7万5,000円の銘柄でも、1株750円で購入できるということです。投資資金を抑えたい方に適しています。

日本企業の株は、ほとんどの場合1単元である100株から購入可能です。株を購入する際に必要な資金は「株価×単元株式数+取引手数料」です。

通常の株式取引で売買される売買単位のことで、単元は、ある一定のルールの元、企業が自由に決めることができる。

取引が成立した際に金額に応じてかかる手数料。取引が成立しない場合には手数料はかからない。

日本の主な企業の株価を見てみましょう。

企業名株価単元株数購入に必要な資金
トヨタ自動車(株)2,421円100株約24万円
ソニーグループ(株)1万4,175円100株約142万円
ソフトバンクグループ(株)5,513円100株約55万円
(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ704円100株約7万円
任天堂(株)5万3,280円100株約533万円
(株)オリエンタルランド1万8,805円100株約188万円
(株)セブン&アイ・ホールディングス5,189円100株約52万円
ホンダ3,512円100株約35万円
キヤノン(株)2,775.5円100株約28万円
引用:「Yahoo!ファイナンス」(2022年1月18日13:56時点)

株式投資に必要な金額は、企業の株価により異なります。購入にはまとまった資金が必要です。

米国株は1株単位で購入可能です。そのため、日本株よりも少ない資金で株式投資できます。

米国の有名な銘柄をチェックしてみましょう。

企業名株価
アップル173.07ドル
マイクロソフト310.20ドル
アマゾン・ドット・コム3,242.76ドル
ジョンソン&ジョンソン167.84ドル
コカ・コーラ61.39ドル
ウォルト・ディズニー151.94ドル
テスラ1,049.61ドル
マスターカード372.14ドル
アドビ520.60ドル
引用:「Yahoo!ファイナンス」(2022年1月18日14:10時点)

米国株なら数万円から購入が可能です。10万円以下の資金で、気軽に投資を始めたい方は米国株がおすすめです。

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株式投資の初心者は少額投資がおすすめ!

株式投資初心者は、少額投資が可能なネット証券やサービスを利用するのがおすすめです。少額投資は、少ない資金で株式投資を開始できます。

大きく現金を失うリスクが少ないので「投資が失敗したらどうしよう」という不安が軽減されます。まずは少額投資で感覚をつかみ、慣れてきたら本格的な投資に移行するのが良いでしょう。

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初心者の株式投資で少額投資を選ぶメリット3選

株式投資にはさまざまな方法がありますが、初心者は少額投資を選ぶのがおすすめです。その理由を3つのメリットに分けて解説します。

少額投資のメリット
  1. リスクを最小限に抑えられる
  2. 株式投資を実践しながら学べる
  3. 株価が高い会社の株にも手が届く

株式投資を始める前に、ぜひ確認してみてください。

少額投資は、リスクを最小に抑えてスタートできるのが大きなメリットです。日本企業の株は、通常100株単位での購入を原則としています。そのため、少なくとも数万円以上の資金が必要です。投資する金額が大きいほど、損失も多くなります。

例えば、100万円で株を購入した場合、株価が1.0%下がったら1万円の損失です。しかし、数百円から数千円ほどの少額投資なら、同じだけ株価が下がっても損失は数円から数十円です。まとまった資金が用意できなくても、気軽に投資を始められるでしょう。

少額株式投資は、株式投資を実践しながら学ぶのに向いています。数百円からでも購入できるので、投資をしながら株式投資について実践的に学べます。たとえ失敗しても大きな損失にはならないでしょう。

株式投資で利益を得るためには、知識や経験が必要です。本やセミナーで勉強するのも良いですが、実際に取引して慣れることも大切です。少額投資なら数百円程度の資金で始められるので、さまざまな取引スタイルに挑戦しやすいでしょう。

株価が高い企業の株でも、少額投資なら手が届きます。

通常の株式投資では、1単元(100株単位)で購入します。1単元(100株)50万円の株でも、1株から購入できれば5,000円の資金で投資できるということです。50万円を用意するのは困難な方も、5,000円ならお小遣いの範囲で投資できるでしょう。

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初心者の株式投資で少額投資を選ぶデメリット3選

初心者が少額投資を始めるのにデメリットはないのか、気になる方も多いでしょう。こちらでは、初心者が少額投資を選ぶデメリットを3つの項目に分けて解説します。

少額投資のデメリット
  1. リターンが少ない
  2. 手数料で損失が出る場合がある
  3. 利益を得るまでに時間がかかる

メリットとあわせて確認してみてください。

少額投資は金額が少ない分、得られる利益は少なくなります。そして、少額投資といっても元本割れを起こすリスクがあります。

ただし、損失のリスクは最小限に抑えられるのが利点です。少額投資では多くの利益を得るのではなく、投資を実践的に学ぶ場として利用するのがおすすめです。

少額投資は、購入や売却時に発生する手数料が割高になる傾向があります。多少の利益が出ても、手数料によって損益が変わる可能性があります。

手数料は運営者の利益となるもので、例えば1,000円の投資でも手数料が1.0%かかる場合は、1,010円の支払いが必要になるということです。手数料は、利益を引き出す場合にも上乗せされることがあります。

少額投資を繰り返し行うと、トータルで多くの手数料がかかり、場合によっては損失が出ることがあります。少額投資の場合、投資したら過度に動かさない方が手数料を節約できるでしょう。手数料が無料の証券会社を選ぶのも、選択肢の1つです。

少額投資でまとまった利益を得るには、長い目で見る必要があります。多くの利益を一度に得られる投資方法ではないので、時間をかけてコツコツと成果を上げることが必要です。

そのため「一攫千金狙いで早く多くのリターンを得たい」と考える人には向いていません。利益を得るというよりも、投資のやり方を学ぶ場と考えた方が良いでしょう。

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株初心者必見!少額投資を始めるための方法3つ

株式投資を始めるための方法を、3つ紹介します。

株式投資を始める方法
  1. 積立投資で資産を育てる
  2. 安価で良い銘柄を買う
  3. ミニ株(単元未満株)を買う

積立型の投資信託のこと。決まった頻度で決まった金額を投資するサービス。/p>

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

毎日・毎週・毎月など定期的に積み立てて資産を育てていくのが、積み立て投資です。長期的な運用になりますが、少額から始められるので初心者向きです。

一定額を購入するということは、株価が安いときは口数が増えることになります。例えば、一時的に株価が下がったとしても、その分多くの口数を買えるので、再び株価が上がった時に利益が出ることが特徴です。

積立投資が向いている方は、以下のとおりです。

積立投資に向いている人
  1. 資産が育つのを長い目で見られる
  2. 貯金をするよりも、投資した方がメリットは多いと考えている

「長期間の投資でも待てる」という方は、積立投資がおすすめです。

少額投資には、安価で良い銘柄を購入する方法があります。メジャーでなくても、自身が応援したいと思える会社なら、良い投資と言えます。安さだけで選ぶのではなく、利益が出そうかも考えながら選ぶのが良いでしょう。

安価で良い銘柄を買うのに向いているのは、以下のような方です。

安価で良い銘柄を買うのに向いている人の特徴
  1. メジャーな銘柄でなくても構わない
  2. 応援したい銘柄がある
  3. 株の勉強をしたい

安くてマイナーな銘柄を見つけて投資し、今後の動きを見ていくと良い勉強になるでしょう。

ミニ株(単元未満株)を購入する方法も、少額投資のひとつです。ミニ株(単元未満株)は、通常の最低取引単位である100株に満たなくても、購入できます。

ネット証券の中には1株単位で購入できる株もあるので、数百円からでも投資可能です。ミニ株が向いているのは、以下のような方です。

ミニ株が向いている人の特徴
  1. メジャーな銘柄に投資したい
  2. 株をやってみたいけれど予算が限られている
  3. 株の勉強をしたい

1株単位なら、大きな損失にはなりません。たとえ失敗したとしても「良い勉強になった」と思えるでしょう。

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株初心者が少額投資サービスを選ぶポイント3つ

株式投資の初心者は、どのような少額投資サービスを選んだら良いのか迷う方も多いでしょう。こちらでは、少額投資サービスを選ぶポイントを3つに分けて紹介します。

少額投資サービスを選ぶポイント
  1. 投資の始めやすさで選ぶ
  2. 予算に合わせた購入スタイルで選ぶ
  3. 手数料の安さで選ぶ

何を基準に選べば良いのか迷う方は、参考にしてみてください。

株初心者が少額投資を行うなら、始めやすさが大切です。1株単位から購入できる証券会社はいくつかありますが、中には手続きが複雑で初心者には難しいところもあります。

例えば、スマホひとつで完結する「LINE証券」や「PayPay証券」なら、それほど複雑な操作は必要ないでしょう。どの証券会社が始めやすいか、ホームページなどでチェックしてみるのがおすすめです。

投資の予算に合わせて、最適な購入スタイルを選ぶ方法もあります。少額投資で1株から購入できる銘柄でも、数百円から数万円のものまで金額の幅が広いです。

また、毎日・毎月など決まった金額を投資する投信積立や、保有しているTポイントで購入できる「ネオモバ」など、購入スタイルはサービスによりさまざまです。ご自身の予算に合わせて、最適なサービスを選ぶと良いでしょう。

証券会社により、手数料が異なります。なるべく手数料が安い証券会社を選ぶのがおすすめです。何度も取引を行うと、その都度手数料がかかってしまうためです。

特に、少額投資の場合、利益がそれほど多くないため、手数料で損失が出る可能性があります。中には手数料が無料の証券会社もあるので、どこを選ぶか迷ったときは手数料で決めるのも1つの方法です。

株初心者向き!少額投資可能なおすすめ証券会社10選

少額投資を行う場合、証券会社で口座を開設します。しかし、初心者の場合、どこで口座を開設したら良いのか迷ってしまうでしょう。

そこで、こちらでは少額投資におすすめの証券会社を10社紹介します。

少額投資におすすめの証券会社
  1. SBI証券
  2. LINE証券
  3. auカブコム証券
  4. マネックス証券
  5. 岡三オンライン証券
  6. SBIネオモバイル証券(ネオモバ)
  7. SMBC日興証券
  8. PayPay証券
  9. CONNECT
  10. 野村證券

おすすめポイントも紹介しますので、証券会社を選ぶ際の参考にしてみてください。

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SBI証券公式サイト

SBI証券の単元未満株は「S株」と呼ばれています。SBI証券の特徴とおすすめポイントを詳しく紹介します。

SBI証券の特徴は以下のとおりです。

ミニ株の名称S株
最低購入単位1株から可能
売買手数料買付手数料:実質無料(※取引翌月下旬頃にキャッシュバック)売却手数料:約定代金の0.5%(税込0.55%)
つみたてNISA利用可能
取扱銘柄東証(1部・2部・マザーズ・JASDAQ)上場銘柄:売却共に可名証(1部・2部・セントレックス)・福証(Q-Board含む)・札証(アンビシャス含む)上場銘柄:売却のみ可
※2022年2月9日時点※引用元:500円であの有名企業の株が購入できる?!SBI証券の「S株」

毎年120万円の非課税投資枠が設定される少額投資非課税制度。株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象になる。

SBI証券は取扱銘柄の種類が多く、ネット証券の中でも口座開設数はトップクラスです。

SBI証券「S株」のおすすめポイントは、以下のとおりです。

「S株」のおすすめポイント
  1. 1株約500円から購入できる銘柄がある
  2. 口座開設数が、主要証券会社の中でもトップクラス
  3. 取引手数料が業界最安値基準

SBI証券は初心者から上級者まで、幅広い層に親しまれています。SBI証券アプリからの注文も可能です。買付手数料は、キャッシュバックされるので実質無料です。取扱商品が豊富で手数料も安いので、初心者でも利用しやすいでしょう。

SBI証券の口座開設はこちら(引用元:LINE証券)

LINE証券の単元未満株は「いちかぶ」と呼ばれています。スマホだけで取引でき、登録後は最短翌日から利用可能です。LINE証券の特徴と、おすすめポイントを詳しく紹介します。

LINE証券の特徴は以下のとおりです。

単元未満株の名称いちかぶ
最低購入単位1株から可能
売買手数料0.2%~1.0%(銘柄や時間帯によって異なる)
つみたてNISA利用不可
取扱銘柄大型株や中小型株、新興市場株を含め、1,500銘柄以上
※2022年2月9日時点引用元:いちかぶ(単元未満株)

LINE証券は、つみたてNISA非対応です。しかし、2021年5月からiDeCo(個人型確定拠出年金)に対応しています。iDeCoを利用すれば、非課税制度が利用できます。

NISA口座では5年の間、年間120万円の範囲内で購入した金融商品から得た利益に税金がかからない。この非課税措置を通じて一般の個人に幅広く資産形成の機会を提供すること、および、家計から企業への資金供給を促進し、企業の成長をサポートすることを目的としている。限度額を年間120万円とすることで富裕層に限らず、個人を幅広く対象としています。

LINE証券「いちかぶ」のおすすめポイントは、以下のとおりです。

「いちかぶ」のおすすめポイント
  1. LINE PayやLINEポイントが利用できる
  2. 簡単に口座が開設できる
  3. LINIEアプリを利用して投資できる
  4. 平日夜は21時までリアルタイムで取引が可能
  5. AIチャットでわからないことをサポートしてくれる

LINE証券は、スマホがあれば投資できるので、手軽に始められます。わからないこともAIチャットが教えてくれるため、難しい操作が苦手な方に向いています。

LINE証券の口座開設はこちら(引用元:auカブコム証券)

auカブコム証券の単元未満株は「プチ株」と呼ばれています。1株から購入し、プチ株を買い足して最終的に単元株を目指すのも可能です。auカブコム証券の特徴とおすすめポイントを詳しく紹介します。

auカブコム証券の特徴は以下のとおりです。

単元未満株の名称プチ株
最低購入単位1株から可能
売買手数料約定代金の0.5%(下限52円)
つみたてNISA利用可能
取扱銘柄東証1部・2部・マザーズ、ジャスダック、名証1部・2部・セントレックス、福証・Q-Board、札証・アンビシャス(福証、札証は売却のみ)
※2022年2月9日時点※引用元:プチ株®(単元未満株)

auカブコム証券のプチ株は、NISA口座での取引が可能です。当日の後場始値での注文はAM10時までと、他サービスに比べると早い点には注意が必要です。

auカブコム証券「プチ株」のおすすめポイントは、以下のとおりです。

「プチ株」のおすすめポイント
  1. プチ株の買付にPontaポイントを利用できる
  2. プレミアム積立なら手数料が無料
  3. 単元未満株を保有していると、信用取引などの担保として活用できる

現金や株式、投資信託を担保として証券会社に預けることにより証券会社からお金や売買に必要な株式を借りて行う取引。

auカブコムのプチ株では、プレミアム積立を利用できるのが大きな特徴です。プレミアム積立は、毎月500円から1円単位で積み立てできます。買付手数料は無料なので、コツコツ投資したい方にもおすすめです。

auカブコム証券の口座開設はこちら(引用元:マネックス証券)

マネックス証券の単元未満株は「ワン株」と呼ばれています。多くの銘柄が1万円程度から取引可能です。マネックス証券の特徴と、おすすめポイントを詳しく紹介します。

マネックス証券の特徴は以下のとおりです。

単元未満株の名称ワン株
最低購入単位1株から可能
売買手数料買付手数料無料約定代金の0.55%
つみたてNISA利用可能
取扱銘柄ほとんどの上場株式(単位株数が1株の銘柄を除く)が取引可能
※2022年2月9日時点※引用元:ワン株(単元未満株)

ワン株は、NISA・ジュニアNISAに対応しています。買付手数料が無料なのは、主要ネット証券初とのことです。(公式サイト情報)

マネックス証券「ワン株」のおすすめポイントは以下のとおりです。

「ワン株」のおすすめポイント
  1. 買い足しできる
  2. 手数料が業界最低基準
  3. 60を超える条件、1,200を超えるキーワードで銘柄が検索できる
  4. 株主優待を受けられる
  5. スマホアプリ「ferci(フェルシー)」を利用して取引できる

マネックス証券のワン株は、通常の株と同様に保有する株数に応じて株主優待や配当金が受け取れます。スマホアプリ「ferci(フェルシー)」を利用すれば、投資SNSで勉強をしながら投資が可能です。

マネックス証券の口座開設はこちら(引用元:岡三オンライン)

岡三オンライン証券の単元未満株には、特定の名称がありません。単元未満株を買い足すことで、単元株としての保有が可能です。岡三オンライン証券の特徴とおすすめポイントを詳しく紹介します。

岡三オンライン証券の特徴は以下のとおりです。

単元未満株の名称単元未満株
最低購入単位1株から可能
売買手数料2万円まで:220円3万円まで:330円10万円まで:660円以降10万円増加毎に660円ずつ増加
つみたてNISA利用可能
取扱銘柄東証(1部・2部・マザーズ・JASDAQ)、名証(セントレックス含む)、福証(Q-Board含む)、札証(アンビシャス含む)の上場銘柄およびETF
※2022年2月9日時点※引用元:単元未満株(岡三オンライン)

岡三オンラインの単元未満株は、他サービスに比べると手数料が割高です。そのため、単元未満株単体ではなく、他の商品と組み合わせて投資を行うのがおすすめです。

岡三オンライン証券のおすすめポイントは以下のとおりです。

岡三オンライン証券のおすすめポイント
  1. 株式ランキングが充実していて使いやすい
  2. 単元未満株を買い足して単元株にできる
  3. 取扱商品が多い

岡三オンラインは、株式ランキングなどの分析ツールが充実しています。株式投資初心者でも、ツールを活用して市場分析ができるでしょう。

岡三オンライン証券の口座開設はこちら(引用元:ネオモバ)

ネオモバは、SBI証券がS株専用に提供するサービスです。Tポイントを活用したい方におすすめです。SBIネオモバイル証券の特徴と、おすすめポイントを詳しく紹介します。

SBIネオモバイル証券の特徴は以下のとおりです。

単元未満株の名称単元未満株
最低購入単位1株から可能
売買手数料0円~50万円:220円300万円:1,100円500万円:3,300円1,000万円:5,500円以下、100万円ごとに1,100円加算(上限なし)
つみたてNISA利用不可
取扱銘柄東京証券取引所(1部・2部・マザーズ・JASDAQ)名古屋証券取引所(1部・2部・セントレックス)福岡証券取引所(単独上場銘柄のみ、Q-Board)札幌証券取引所(単独上場銘柄のみ、アンビシャス)
※2022年2月9日時点※引用元:ネオモバ

ネオモバの手数料は、月額制なのが特徴となっています。例えば、1ヵ月の約定代金が50万円以下の場合、月額220円で取引し放題です。

SBIネオモバイル証券のおすすめポイントは、以下のとおりです。

SBIネオモバイル証券のおすすめポイント
  1. Tポイントを利用して株を購入できる
  2. 手数料は月額制で取引し放題
  3. スマホアプリを利用して定期的に自動買付ができる
  4. 「ひとかぶIPO」の取り扱いがある

ネオモバではTポイントを使って株を購入できます。現在保有しているTポイントを連携させれば、ネオモバ口座に反映されます。

さらに「ひとかぶIPO」が利用できるのも、ネオモバの大きな特徴です。そもそも「IPO」とは「新規公開株」や「新規上場株式」という意味です。「ひとかぶIPO」は1株単位から応募・抽選に参加できます。

(引用元:SMBC日興証券)

SMBC日興証券の単元未満株は「株式ミニ投資」と呼ばれ、10株単位で売買できます。SMBC日興証券の特徴と、おすすめポイントを詳しく紹介します。

SMBC日興証券の特徴は以下のとおりです。

単元未満株の名称株式ミニ投資
最低購入単位10株単位
売買手数料約定代金が2,000円以上:770円2,000円未満:約定代金の2.53%
つみたてNISA利用可能
取扱銘柄東証1部・2部・JASDAQ、名証1部・2部の上場銘柄
※2022年2月9日時点※引用元:株式ミニ投資(SMBC日興証券)

SMBC証券の株式ミニ投資は、投資対象となる銘柄数が約2,100とトップクラスの豊富さです。10株単位から購入できるので、他サービスに比べると初期費用は高くなります。

SMBC日興証券「株式ミニ投資」のおすすめポイントは、以下のとおりです。

「株式ミニ投資」のおすすめポイント
  1. 投資対象の銘柄が約2,100と豊富
  2. 日本三大証券会社の1つであるSMBC日興証券が運営するため、信用できる
  3. 10株単位なので1株単位の少額投資よりも多くの利益が期待できる

「株式ミニ投資」は10株単位で売買できるので、1株単位で購入できる他サービスよりも初期費用がかかります。しかし、ある程度まとまった利益が得られるメリットもあります。

SMBC日興証券の口座開設はこちら(引用元:PayPay証券)

PayPay証券は、株数を指定するのではなく、金額を指定して1,000円から株式を購入できます。PayPay証券の特徴とおすすめポイントを詳しく紹介します。

PayPay証券の特徴は以下のとおりです。

単元未満株の名称-
最低購入単位日米の株を1,000円から購入できる
売買手数料固定の売買手数料は0円
つみたてNISA利用不可
取扱銘柄日米の有名企業を中心とする銘柄
※2022年2月9日時点※引用元:PayPay証券

PayPay証券では、固定の売買手数料が無料です。その代わりに、手数料相当額があらかじめ上乗せされています。PayPay証券は、株単位ではなく金額単位です。例えば、1株5,000円の株を1,000円分購入すると、0.2株分購入できるという計算です。

PayPay証券のおすすめポイントは、以下のとおりです。

PayPay証券のおすすめポイント
  1. IPO(新規株式公開)の取り扱いがある
  2. 最低投資金額1,000円から、日米の株を購入できる
  3. 銀行口座の預金と連携して、手続きせずに購入できる「おいたまま買付サービス」が利用可能
  4. 株の売買が簡単にできる

PayPay証券は、スマホ1台で取引できます。株式投資初心者でも、簡単に始められるでしょう。

PayPay証券の口座開設はこちら(引用元:CONNECT)

CONNECTは、大和証券グループのアプリ証券です。単元未満株は「ひな株」と呼ばれます。CONNECTの特徴とおすすめポイントを詳しく紹介します。

CONNECTの特徴は以下のとおりです。

単元未満株の名称ひな株
最低購入単位1株から可能
売買手数料取引手数料無料
つみたてNISA利用可能
取扱銘柄300以上の国内有名企業
※2022年2月9日時点※引用元:ひな株(単元未満株)

CONNECTの「ひな株」は取引手数料が無料で、約定金額を含んだ取引価格で売買します。大手の大和証券グループが運営しているので、安心して利用できるでしょう。

CONNECTのおすすめポイントは、以下のとおりです。

CONNECTのおすすめポイント
  1. スマホがあれば取引できる
  2. 注文すると、即時約定になる
  3. 手数料無料クーポンがもらえる(ひな株購入には利用できない)

CONNECTの「ひな株」は、リアルタイムで取引できるのが大きなメリットです。CONNECTでは、毎月手数料無料クーポンを配布しています。ただし、クーポンはひな株の購入には利用できません。しかし、単位未満株の取引に慣れてきて本格的に投資を始めたい方には、嬉しいサービスです。

大和証券の口座開設はこちら(引用元:野村證券)

野村證券は、業界最大手の証券会社です。野村證券が扱う単元未満株は「まめ株」といいます。野村證券の特徴とおすすめポイントを詳しく紹介します。

野村證券の特徴は以下のとおりです。

単元未満株の名称まめ株
最低購入単位1株から可能
売買手数料一律1.100%(最低手数料金額550円)
つみたてNISA利用可能
取扱銘柄東京証券取引所(1部・2部・マザーズ・JASDAQ)、名古屋証券取引所(1部・2部・セントレックス)売却のみ:福岡証券取引所、札幌証券取引所
※2022年2月9日時点※引用元:まめ株(単元未満株)

野村證券の「まめ株」は、他サービスと比較すると手数料が1.10%と割高です。また、リアルタイムでの取引ができず、取引日の終値が約定価格となります。

野村證券「まめ株」のおすすめポイントは、以下のとおりです。

「まめ株」のおすすめポイント
  1. 保有株数に応じて配当がもらえる
  2. 業界最大手の証券会社で信用できる
  3. 株を少しずつ買い足して1単元にできる

野村證券は、業界最大手の証券会社のため、安心して利用できるでしょう。手数料がネックになるので、少額投資に慣れてきたら本格的な投資に移行するのがおすすめです。

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株初心者でもわかる!少額投資の始め方6STEP

少額投資を始める流れ
  1. STEP1 事前準備
  2. STEP2 口座開設の申し込み・本人情報の入力
  3. STEP3 携帯電話番号の認証
  4. STEP4 本人確認書類の登録
  5. STEP5 暗証番号の設定
  6. STEP6 口座開設の申し込み完了

株初心者の方にとって、どのように少額投資を始めるのか、イメージできない方もいるでしょう。登録方法は、証券会社により異なりますが、基本的な流れは同じです。こちらでは、少額投資の始め方について「LINE証券」の例を参考に、6ステップで紹介します。

口座を開設する際は、本人確認書類が必要です。LINE証券の場合に必要な書類は、以下のいずれかです。

本人確認書類
  1. マイナンバー通知カード+運転免許証
  2. マイナンバー個人番号カード
  3. マイナンバー入り住民票の写し+ 運転免許証
  4. マイナンバー入り住民票の写し+ 健康保険証

マイナンバー個人カードまたは運転免許証があれば、オンライン上で本人確認が可能です。他にも、オンライン上で手続きが完結できる証券会社は多くあります。また、オンラインの操作が苦手な方は、郵送での手続きに対応している証券会社もあります。

証券会社のサイトから「口座開設」の申し込みを行います。口座開設の申し込みボタンは、わかりやすいところに設置されているはずです。

LINE証券の場合は、以下のように画面の下部に、申し込みボタンが設置されています。

(引用元:LINE証券)

LINE証券の場合は、クリックするとLINEアカウントでログインするページに遷移します。名前や生年月日など、必要な情報を入力していきます。

LINE証券の場合、携帯電話番号認証があります。SMSで認証コードが届くので、そのまま入力します。

証券会社によっては携帯番号認証ではなく、メールアドレスを入力して届いたメールからアクセスするケースもあります。画面の案内に従って認証を行いましょう。

続いて、本人確認書類を登録します。LINE証券の場合は、スマートフォンで自分の顔と、マイナンバー個人カード、もしくは運転免許証を撮影して登録を行います。オンラインで口座開設する証券会社は、カメラ撮影により本人確認書類を登録できるところがほとんどです。

本人確認書類の提出が完了すると、次に暗証番号を設定します。証券会社によっては、暗証番号ではなく、パスワードを設定することもあります。今後の取引に利用するものなので、忘れないようにしましょう。

口座開設の申し込みが完了すると、手続きが始まります。取引手続き完了後、メールアドレスなどに案内が届きます。

オンラインで手続きする場合は「最短翌営業日」「5営業日以内」など、早い段階で完了することが多いようです。郵送で手続きする場合は、到着までの時間もプラスされるので、1週間以上かかると考えておいた方が良いでしょう。

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株式投資初心者が確認すべき銘柄の選び方

株式投資の初心者にとって、どのような銘柄を選べば良いのか、よくわからない方が多いのではないでしょうか。こちらでは、銘柄の選び方を3つ紹介します。

銘柄の選び方
  1. 割安株を購入する
  2. 成長株を購入する
  3. 低位株を購入する

株式投資で利益を得るには、銘柄選びが大切です。1つずつ見ていきましょう。

割安株とは、本来の価値よりも株価が低い株式のことを言い、バリュー株とも呼ばれています。企業そのものには価値があるが、一時的に株価が低いだけなので、市場(投資家)が正しく評価すれば株価の上昇が見込めます。

本来よりも株価が低い理由は、いくつか考えられます。

株価が低い理由
  1. 規模が小さい
  2. 知名度が低い
  3. マイナス評価を受けるような報道があった

割安株を見つけるために確認するのは、以下の2つです。

割安株を見つける方法
  1. 企業のPER(株価収益率:株価と企業の純利益との関係を表す指標)が、同業他社と比較すると低い
  2. PBR(株価純資産倍率:株価と企業の純資産の関係を表す指標)が、1倍を下回っているか、競合他社のPBRよりも低い

ただし、割安株を見つけるためには、企業の財務状況や業績などをチェックすることも必要です。割安株は、株価が企業価値に裏付けされています。そのため、長期の保有にも向いていると言われています。

成長株とは、業績が右肩上がりに伸びていて、今後の成長が見込まれる株式のことを言います。グロース株と呼ぶこともあります。成長株は、例えば最先端の技術や付加価値の高い特許など、景気の動向に左右されないことが多いです。

成長株を見つけるために注目するべき点は、以下の3点です。

成長株を見つける方法
  1. 企業の成長性が株価に反映されているため、PER(株価収益率)が市場平均より高い
  2. ROE(自己資本利益率:投資家の資本に対し、企業がどれくらいの利益を上げているのかを表す指標)が高い
  3. 次世代のサービスや事業を展開し、注目されている

成長株をうまく見つけられれば、大きな利益が期待できるのがメリットです。

低位株とは、株価が安い企業の株式を言います。ボロ株と呼ばれることもあります。低位株の定義は明確ではありませんが、一般的には株価1,000円以下の銘柄を指すことが多いようです。

低位株はあまり注目されていないので、取引量が少なく値動きも少ないのが特徴です。中には赤字の企業もあります。新商品を発表することで、株価が一気に跳ね上がったり、逆に倒産の噂が流れて暴落したりすることもあります。

低位株投資なら単元株(100株)でも少額で済むので、資金があまり用意できない投資家でも取引しやすいメリットがあります。

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初心者必見!株の売り時を見極める方法

株取引を行うなら、どのタイミングで売れば良いのか、気になるのではないでしょうか。株を売る場合の基本的な考え方は「購入した株をいかに高く売るのか」です。

しかし、株価が上がり切るタイミングは予測するしかないため、どのタイミングで売れば良いのかコツを知っておくと良いでしょう。

こちらでは、初心者向けに、株の売り時を見極めるポイントを4つに分けて紹介します。

株の売り時のポイント
  1. 株価が上昇したタイミング
  2. 投資先企業の業績が下がったタイミング
  3. 為替相場が変動したタイミング
  4. 投資先のコンプライアンス違反が判明したとき

1つずつ詳しく見ていきましょう。

株を売るのは、株価が上昇したタイミングです。しかし、上昇してからどのタイミングで売るのかは、主に3つの選択肢があります。

株を売るタイミング
  1. 株を購入したときよりも少し高値になった時
  2. 株価が上昇した後、下降トレンドに入ってこれ以上上がる見込みがない時
  3. 株価が直近の下値支持線(サポートライン)を下回った時

売るタイミングは大きく分けて「確実に利益を得られるから売る」と「株価が上がりきって下がる傾向が見えたから売る」という2パターンです。

特に、株式投資の初心者は、リスクを回避するために「購入したときよりも少し高値になったタイミング」で早めに売って、利益を確保した方が良いでしょう。「まだまだ上がるだろう」と待ち続けるのはリスクが高いので、初心者は避けるのが無難です。

投資先企業の業績は、株価に大きな影響を与えます。投資先の業績が下がってきたら、株価に反映されていなくても売り時と判断できます。業績が下がると、出資者たちが徐々に株を売り始めるためです。企業の銘柄に需要がなくなれば、株価は下がっていきます。

企業の業績を確認するには、決算後に企業が公開する決算短信や有価証券報告書をチェックするのがおすすめです。決算については過去数年間分が公開されるので「昔と比べて業績は上がっているのか」「数年前に始めた事業は成功しているのか」などを見てみると良いでしょう。

為替相場が変動したときは、株の売り時になる可能性があります。外国と取引を行っている企業は、大きく影響を受けるからです。

例えば、為替変動で円安ドル高になり、1ドル=100円が1ドル=110円になったとします。この場合、輸出型企業と輸入型企業は影響を受けます。

株価が上がるタイミング
  1. 輸出型企業:海外で稼いだ外貨を、多くの円に換えられるため、売上が上がる→株価が上がる
  2. 輸入型企業:海外から仕入れる際に多くの円が必要になり、支出が増える→株価が下がる

投資先の企業にコンプライアンス違反が発覚した場合は、株価が大きく下がることが予想できるので、売り時を検討するべきタイミングといえます。

特に、ニュースになるほどの不祥事は、注意が必要です。SNSの普及などにより、悪評はあっという間に拡散して株価を落とすことに繋がるからです。

コンプライアンス違反によくある例は、以下のとおりです。

コンプライアンス違反の例
  1. 品質偽装や産地偽装
  2. 個人情報や営業秘密の不正流出
  3. 経営者の横領
  4. 知的財産権の侵害
  5. 粉飾決算

投資先企業の最新情報は、常にチェックしておくと良いでしょう。問題が発覚したらすぐに株を売ることを検討すると、損失を最小限に抑えられる可能性が高まります。

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株式投資初心者におすすめの勉強方法

株式投資で利益を出すには、勉強することも必要です。投資に関する知識をつければ、効率的な投資を行えるようになります。

しかし、株式投資の初心者は「何を使ってどうやって勉強したら良いのかわからない」という方も多いでしょう。そこでこちらでは、株式投資初心者向けにおすすめの勉強方法を紹介します。

株式投資初心者向けにおすすめの勉強方法
  1. 書籍で学ぶ
  2. 会社四季報をチェックする
  3. 経済新聞を読む
  4. 証券会社のホームページで勉強する
  5. 企業のメディアや個人ブログから学ぶ
  6. 投資勉強用のアプリを活用する

会社四季報は証券取引所に上場している企業の特色や注目材料、業績、財務内容、株価の動きをまとめた季刊雑誌。企業情報収集の定番として、株式投資のみならず、取引先の調査やマーケティング、就職活動に活用されている。

ご自身に合う勉強方法を見つける際の、参考にしてみてください。

株式投資について学べる本は、数多くあります。しかし、初心者向けや上級者向けなど多くの書籍があり、どれを選んだら良いのか迷ってしまうでしょう。こちらでは、初心者におすすめの株式投資に関する本を3冊紹介します。

(引用元:ダイヤモンド社)

『マンガでわかる株式投資!女子高生株塾』は、株の雑誌として人気の高い『ZAi(ザイ)』の人気連載を単行本化した本です。株の基本的な知識が漫画形式で学べるので、入門書としておすすめです。

高度な内容にも触れていますが、ストーリー形式でわかりやすく、中級者にも為になります。難しい用語が並ぶと挫折してしまう方でも読みやすいでしょう。

(引用元:ソーテック社)

『世界一やさしい株の教科書1年生』は「シンプル・わかりやすく・楽しく」をキーワードに、株の基本を学べる入門書です。「株取引に出てくる用語がわからない」「チャートの見方がわからない」と、初心者でつまずくポイントもしっかり学べます。

株取引については何となくわかっているという方でも、自己流で投資を進めて失敗しないよう、基本をしっかり押さえる際に役立ちます。

(引用元:ダイヤモンド社)

『ファンダメンタル投資の教科書』は、日本株の売買で稼ぐために知っておくべき「ファンダメンタル投資」の基本をわかりやすく解説している本です。ファンダメンタルズとは、国や企業の経済状態を表す指標のことをいいます。

教科書
  1. 四季報・決算短信・有価証券報告書で株に勝つ方法
  2. 復活株・成長株・割安株の探し方
  3. 粉飾・倒産銘柄を回避する方法

など、売買に関する基本がしっかり学べます。「すでに投資を始めているけれど、自己流で損をしてしまった」という方にもおすすめです。

会社四季報とは、東洋経済新聞社が1年に4回(3・6・9・12月)発行している投資情報誌です。国内上場企業の基本情報や株価、業績などを確認できます。

各年度の業績をチェックすれば企業の成長力が見られるので、投資価値を判断するのに役立ちます。「会社四季報ONLINE」で有料プランに登録して、すべてのデータを見ることも可能です。

経済新聞は、上場企業の業績、決算内容、為替相場など、株取引に役立つ情報が多数掲載されています。市場の流れを把握したり、上場企業の最新情報を入手したりできます。

スマホアプリ版でも読めるので、新聞を取っていない方でも問題ありません。スマホなら、通勤時に簡単にチェックできて便利でしょう。

証券会社のサイトで、勉強用のページを提供しているところがあります。

例えば、以下のようなサイトがあります。

勉強用サイト
  1. LINE証券「投資の基礎」
  2. SBI証券「投資を学ぼう」
  3. SBI証券「はじめての株式投資(初心者向け)」
  4. 松井証券「はじめての投資」

お金をかけずに勉強できるので、まずは各サイトを見てみると良いでしょう。サイトを見てもわからないことがあれば、書籍やアプリなど他の勉強方法を併せて活用するのがおすすめです。

企業メディアのコラムや個人ブログでも、投資の基礎知識を学べます。個人投資家のブログなら、書籍などでは学べない、投資家ならではの情報を入手できるでしょう。

ただし、主観的な内容も多いので、全く同じように真似てもうまくいくとは限らない点には注意が必要です。

スマホユーザーなら、株投資用のアプリで勉強するのがおすすめです。アプリなら、いつでもどこでも気軽に勉強できます。

例えば、以下のようなアプリがあります。

株投資用のアプリ
  1. 株のデモトレードアプリ:トレタビ
  2. 株式投資デモトレード&投資入門アプリ:株たす
  3. つみたてNISA・iDeCo・株式投資の資産運用が体験できる:トウシカ
  4. バーチャル株取引ゲーム:iトレ2
  5. みんなの予想が集まる株コミュニティ:あすかぶ

投資シミュレーションができるアプリなら、投資を実践的に学べます。さまざまな種類があるので、ご自身に合うアプリを見つけてみてください。

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株式投資初心者には少額投資がおすすめ!リスクを抑えてチャレンジしてみよう

株式投資の初心者は、少額投資がおすすめです。投資資金が少なく済むので、リスクも抑えられます。少額投資で基本的な流れや、利益の出る銘柄の見つけ方がわかるようになったら、本格的な投資にチャレンジするのも良いでしょう。

少額投資が可能な証券会社は数多くあるので、ご自身に合う投資先を見つけてみてください。

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初心者が株式投資を行う際によくある質問

初心者が株式投資を行う際に、疑問に思うことが多い項目をまとめて紹介します。株式投資についてわからないことがある方は、参考にしてみてください。

株式投資に必要な金額は、株価と単元株数により異なります。多くの企業が1単元(100株)から購入できるようになっています。

例えば、1株1,000円の企業株を1単元(100株)購入する場合、必要金額は10万円です。さらに、投資には手数料がかかります。証券会社によって、設定している手数料は異なります。

株式投資は、証券会社で口座を開設して、取引ツールを利用して売買を行います。

一般的な手順は以下のとおりです。

口座開設の手順
  1. 証券会社で口座を開設する(ホームページ、スマートフォン、郵送など)
  2. 口座に投資する資金を入金する
  3. 3. 銘柄を選んで購入する

の方でも、簡単に株式投資を始められます。

株式投資にかかる手数料は、証券会社により異なります。PayPay証券やCONNECTなど手数料0円のところもあれば、野村證券のように金額に対して1.10%かかるところなど、それぞれです。手数料はホームページなどで確認できるので、チェックしてみてください。

学生でも株の投資は可能です。20歳以上であれば、証券口座が作れます。未成年の場合は、親権者の同意が必要です。学生のうちに株取引を行うことで、自分で稼ぐ力を身につけられるメリットがあります。

少額株式投資とは、単元未満株(100株以下)を購入できるサービスです。一般的に、株を購入できるのは1単元(100株)ですが、証券会社の中には1株から取引できるサービスを提供しているところがあります。1株から購入できれば、数百円でも株式投資を始めることが可能です。

初心者には少額投資がおすすめです。その理由は、主に3つあります。

少額投資がおすすめの理由
  1. リスクを抑えて投資できる
  2. 株式投資のやり方を実践しながら学べる
  3. 株価が高い会社の株でも手を出せる

投資には失敗したときのリスクがありますが、少額なら損失を最小限に抑えられるのがメリットです。

単元未満株の場合、基本的には株主優待が受けられません。しかし、中には株の保有数に関係なく、すべての株主対象の株主優待が受けられる銘柄もあります。

ただし、株の保有数により内容が異なることがあります。例えば、単元株(100株)保有している人は製品がもらえるが、1株を所有している人は公式サイトの割引券のみ、という可能性もあります。

単元未満株の場合、株主優待を受けることはあまり期待しない方が良いでしょう。株主優待が受けられるかどうかは、証券会社のホームページなどで確認してみてください。

単元未満株の場合でも、通常の株式投資と同様に配当金を受け取れます。ただし、保有している株数に応じて配当金が分配されるので、少額投資では受け取れる金額は少ないでしょう。

多くの配当金を受け取りたいなら、少額からコツコツと買い足すのがおすすめです。たとえ少額でも、株を保有しているだけで配当金を受けられるのはメリットといえるでしょう。

ネット証券とは、インターネット上で株式の売買を行うサービスです。店舗がないのでコストを削減でき、その分の手数料が店頭証券よりも安くなる傾向です。在宅でも株取引ができるということもあり、ネット証券の利用者は増えています。

ネット証券はインターネット上で取引できるので、基本的にはどの時間帯でも利用可能です。一方、店舗証券は証券会社に出向き、対面で買付・売却を行います。店舗型は、窓口で営業担当と対面して取引を行います。担当者にアドバイスをもらいながら、取引できるのがメリットです。

ただし、店舗証券の場合は勧誘を受けることがあるので、気軽に始めたい場合にはネット証券の方が向いているしょう。

株式投資における「現物取引」と「信用取引」の違いは、以下の通りです。

自身の現金と株式で取引をすること。信用取引や先物取引、オプション取引などと区別する際に使われる。

現物と信用取引の違い
  1. 現物取引:預り金の範囲内で取引できる
  2. 信用取引:証券会社からお金や株式を借りて取引を行う

信用取引の場合、自己資金以上の損失が発生する事があるため、リスクが高くなります。利用するかどうか、よく検討してから選ぶようにしましょう。

※本記事で記載の情報は、個別に記載のない限り、2022年1月25日時点でのものになります。証券会社等の口座開設やキャンペーン利用の際には、各社公式ホームページの最新情報をご確認ください。

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