ドコモのテザリング方法|料金/注意点/速度や無制限で使えるプランを解説 | bitWave

ドコモのテザリング方法|料金/注意点/速度や無制限で使えるプランを解説 | bitWave

Wi-Fi環境がない電車の中やカフェなどでPCやゲーム機をインターネットに接続したい!

そんなときに活躍するのが「テザリング」です。

スマホやタブレットを通信の親機に設定することでWi-FiやBluetooth電波を使ってどこでもデータ通信ができるようになります。

この記事ではドコモユーザーのテザリング方法、テザリングの仕組みや速度、容量無制限で使えるおすすめ料金プランや注意点を紹介します。

ドコモのテザリング方法|料金/注意点/速度や無制限で使えるプラン目次
  1. ドコモのテザリングに必要な手続き
  2. ドコモで使えるテザリングの速度・種類
  3. ドコモのiPhoneでテザリングする方法
  4. ドコモのAndroidでテザリングする方法
  5. ドコモのテザリングの注意点
  6. ドコモでテザリングが使えるプラン・容量
  7. テザリングが使えない・繋がらない時の対処法
  8. 慣れれば簡単で便利なテザリング

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ドコモのテザリングに必要な手続き

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au・ソフトバンクではオプションサービスとなっている「テザリング」ですが、キャリアがドコモの方は申し込み不要・追加料金不要ですぐに利用できるという長所があります。

スマホやタブレットを親機に設定する方法も簡単なので、試しにどれだけの速度になるのかチェックしてみるのもよいでしょう。

ただし、テザリングは便利な反面、うっかりしているとデータ通信料が高額になってしまうという注意点もあります。

前半ではテザリングの仕組みや速度、後半では注意点やその対策を紹介します。

ドコモで使えるテザリングの速度・種類

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ドコモのスマホで行えるテザリングは「WiFi」、「USB」、「Bluetooth」の3種類です。

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

スマホやタブレットを介しWi-Fiの電波を使って外部機器でインターネットを利用する方法です。

同時に複数台を接続することも可能です。

ゲーム機やカメラなどWi-Fiに対応する機器が多いことから高頻度で利用されています。

セキュリティ強化のためにパスワード設定は必須といえます。

スマホやタブレットを介しBluetoothの電波を使って外部機器でインターネットを利用する方法で、同時に複数台を接続することも可能です。

Wi-Fiテザリングよりも親機の電池持ちがよく、負担が少ないのがメリットです。

ただし、速度はWi-Fiテザリングよりも落ちます。

スマホやタブレットと外部機器をUSBケーブルで直接繋ぎ、外部機器でインターネットを利用する方法です。

外部接続機器から親機への給電、比較的高速で安定した通信が行えます。

ドコモのiPhoneでテザリングする方法

ドコモのiPhoneをテザリングの親機に設定し、Windows10をインターネットに繋ぐ手順を紹介します。

Wi-Fiテザリング(iPhoneからWindows10)

  1. Windows10のタスクバー(右下)にある地球儀マークをクリックする
  2. 「Wi-Fi」をオンにして周囲のWi-Fi一覧が表示されている状態にする
  3. iPhoneの操作に移り「設定」をタップする
  4. 「インターネット共有」をタップする
  5. 「ほかの人の接続を許可」をオンにする
  6. ポップアップが表示された場合は「Wi-FiとBluetoothをオンにする」をタップする
  7. Windows10の操作に移りWi-Fi一覧から自分のiPhoneを選択する
  8. 「ネットワーク セキュリティ キーの入力」にiPhoneに表示されるパスワードを入力し「次へ」をクリックする
  9. 「接続済み、セキュリティ保護あり」と表示されていれば完了

Bluetoothテザリング(iPhoneからWindows10)

ドコモのテザリング方法|料金/注意点/速度や無制限で使えるプランを解説 | bitWave

  1. iPhoneの「設定」をタップする
  2. 「Wi-Fi」をオフにして「Bluetooth」をオンにする
  3. 「インターネット共有」をタップする
  4. 「ほかの人の接続を許可」をオンにする
  5. Windows10の操作に移りタスクバーにあるセリフのようなマークをクリックする
  6. 「Bluetooth」を右クリックして「設定を開く」をクリックし「Bluetooth」バーをオンにする
  7. 「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」>「Bluetooth」をクリックする
  8. 表示された周囲のBluetooth一覧から自分のiPhoneを選択する
  9. Windows10とiPhoneの両方に同じ数字が表示されたことを確認する
  10. Windows10側の「接続」ボタンをクリックする
  11. iPhone側で「ペアリング」をタップする
  12. Windows10側で「完了」ボタンをクリック
  13. タスクバーの上矢印ボタン「隠れているインジケーターを表示します」をクリックして「Bluetoothデバイス」をクリックする
  14. 表示されたiPhoneマークをクリックして「接続方法」>「アクセスポイント」をクリックして完了

USBテザリング(iPhoneからWindows10)

  1. iPhoneの「設定」をタップし「Wi-Fi」「Bluetooth」「インターネット共有」の「ほかの人の接続を許可」をオフにする
  2. 「設定」>「インターネット共有」>「ほかの人の接続を許可」をタップし「USBのみ」を選択する
  3. iPhoneの充電ケーブルでiPhoneとWindows10を繋ぐ
  4. iPhone側に「このコンピュータを信頼しますか?」と表示されたら「信頼」をタップして完了

ドコモのAndroidでテザリングする方法

ドコモのAndroidをテザリングの親機に設定し、Windows10をインターネットに繋ぐ手順はこちらです。

Wi-Fiテザリング(AndroidからWindows10)

  1. Windows10のタスクバー(右下)にある地球儀マークをクリックする
  2. 「Wi-Fi」をオンにして周囲のWi-Fi一覧が表示されている状態にする
  3. Androidの操作に移り「設定」をタップする
  4. 「ネットワークとインターネット」をタップする
  5. 「テザリング」をタップする
  6. 「Wi-Fiテザリング」をタップしてオンにする
  7. 「Wi-Fiテザリング設定」をタップしてパスワードを表示させる
  8. Windows10の操作に移りWi-Fi一覧から自分のAndroidを選択する
  9. 「ネットワーク セキュリティ キーの入力」にAndroidに表示されるパスワードを入力し「次へ」をクリックする
  10. 「接続済み、セキュリティ保護あり」と表示されていれば成功

Bluetoothテザリング(AndroidからWindows10)

  1. Androidの「設定」をタップする
  2. 「ネットワークとインターネット」をタップする
  3. 「テザリング」をタップする
  4. 「Wi-Fiテザリング」をオフにして「Bluetoothテザリング」をオンにする
  5. Windows10の操作に移りタスクバー(右下)にあるセリフのようなマークをクリックする
  6. 「Bluetooth」を右クリックして「設定を開く」をクリックし「Bluetooth」バーをオンにする
  7. 「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」>「Bluetooth」をクリックする
  8. 表示された周囲のBluetooth一覧から自分のAndroidを選択する
  9. Windows10とAndroidの両方に同じ数字が表示されたことを確認する
  10. Windows10側の「接続」ボタンをクリックする
  11. Android側で「ペアリング」をタップする
  12. Windows10側で「完了」ボタンをクリックする
  13. タスクバーの上矢印ボタン「隠れているインジケーターを表示します」をクリックして「Bluetoothデバイス」をクリックする
  14. 「パーソナル エリア ネットワークへ参加」をクリックする
  15. 表示されたAndroidマークをクリックして「接続方法」>「アクセスポイント」をクリックして完了

USBテザリング(AndroidからWindows10)

  1. Androidの「設定」をタップする
  2. 「ネットワークとインターネット」をタップし「Wi-Fi」「Wi-Fiテザリング」「Bluetoothテザリング」をオフにする
  3. Androidの「設定」>「ネットワークとインターネット」>「テザリング」をタップする
  4. 「USBテザリング」をオンにする
  5. ケーブルでAndroidとWindows10を繋いで完了

ドコモのテザリングの注意点

ドコモのテザリングの注意点はこちらです。

ドコモのテザリングの注意点のまとめ

テザリングすればするほど、親機の携帯電話会社の通信料金がかさんでしまうので注意が必要です。

また、PCでは大画面や高画質で動画を再生する方もいらっしゃるかと思います。

テザリングを利用する際には、どれくらいのデータを使用しているかをこまめにチェックするとよいでしょう。

ドコモには指定した通信料やデータ量に近づくとメールで知らせてくれるサービスもあります。

こちらは無料サービスなので活用してみてはいかがでしょうか。

活用できるサービス

テザリングを利用している間は親機のスマホの負担が大きくなり、熱くなりやすくなります。

また、Wi-FiやBluetoothの電波を使う場合には電池の消耗も早まります。

その点、USBテザリングはPCなどと電池を共有できるのがよいところです。

Wi-Fi・Bluetoothテザリングでは親機の、USBテザリングでは接続先の外部機器の充電状態を確認しながら利用するようにしましょう。

「スマホやタブレットの電池が減ってしまうとどうしても困る」という方は、テザリングの代わりにモバイルWi-Fiルーターを使う手もあります。

テザリングよりも通信速度が速く、スマホの電池消費を気にする必要がない点は魅力です。

ただし、モバイルWi-Fiルーター本体を購入もしくはレンタルし、別途月額料金を支払う必要があります。

月額料金の相場は3,500~4,800円程度です。

テザリングによるスマホの通信量増加分がおよそ1,000~3,000円と考えると、使い方やコスト面によってベストな選択肢は分かれそうです。

項目ポケットWiFiテザリング
端末モバイルWiFiルータースマホ
契約必要不要 ※
コスト
データ量契約によって選べるスマホのデータ量の範囲内
接続の安定感
長時間の通信×
エリア
手軽さ

ドコモでテザリングが使えるプラン・容量

ドコモでは「この料金プランでないとテザリングは使えない」という縛りはありません。

スマホやタブレットでインターネットを使える状態なら、いずれかのデータ通信プランを契約していることになり利用できます。

しかし、スマホやタブレットのデータ通信+外部機器のデータ通信によりデータ容量が増してしまうと、通信速度制限がかかったり、通信料が高額になったりしてしまいます。

テザリングヘビーユーザーの方には次の料金プランもおすすめします。

おすすめ料金プラン

テザリングが使えない・繋がらない時の対処法

テザリングが使えない、繋がらない場合の原因はいくつか存在します。

テザリングが使えない・繋がらない時の原因

テザリングは、親機と外部機器の両方の設定を完了させる必要があります。

どちらか片方のみで終わらせていると、テザリングが使えません。

使えない場合は、設定を確認してみましょう。

Wi-Fi・Bluetoothテザリングを行う場合は、子機に入力するパスワードを打ち間違えていないか確認してみてください。

パスワードは親機のテザリング設定画面に表示されていることがほとんどです。

1つのテザリングを利用するとき、例えばWi-Fiテザリングを利用する際は、BluetoothテザリングとUSBテザリングに関するスイッチはオフにしておきましょう。

直前まで別のテザリングを試していた場合は、一度すべてのテザリングに関するスイッチをオフにしてから始めると分かりやすくなります。

iPhoneのテザリングに関するスイッチを元に戻すにはAndroidのテザリングに関するスイッチを元に戻すには

スマホ側の処理が重くなっていたり、ネットワークが混線していたりすると、一時的に動作が不安定になるケースもあるようです。

一度電源を落として、再起動して改善するかどうか試すようにしてください。

テザリングはスマホ側がドコモの基地局から電波を拾うことが前提となっています。

そのため、スマホ側の電波の受信状態が悪いとうまく接続できない可能性があります。

電車がトンネルに入ったときや、地下へ降りたときに接続が切れてしまう場合もあるようです。

場所を変えてみて再発するかどうか試してみてください。

慣れれば簡単で便利なテザリング

この記事ではドコモのテザリングについて紹介しました。

テザリングの設定手順を書き出すと「難しそう……」と感じるかもしれません。

しかし、紹介した手順でポチポチと押していけば完了できるようになっているのでぜひ試してみてください。

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