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11/03/2022
ECC外語学院、ECCジュニアなどの語学教育で知られるECC。同社は1962年の創設以来、半世紀以上にわたって英会話教育を軸に多様な教育のあり方を探究し、幅広い年代層を対象とした総合教育・生涯教育機関として発展を続けてきた。
近年はビジネスのグローバル化に対応し、ビジネスパーソン向けの語学研修やオンラインレッスンを拡充。英語学習の低年齢化に対応したジュニアレッスン、Webを通じた英数個別指導塾、オンライン留学、老後の楽しみをサポートするシニアクラスなど、時代のニーズに合わせた「全世代グローバル化」への対応を進めている。
「ECCグループは『語学教育をもって世界平和に貢献する』という基本理念を掲げ、語学教育にとどまらない様々な学習機会の提供に努めてきました。言葉を身につけ、教養を備え、様々な学びを通じて世界と『わかりあえる』人を育てることがECCの使命です」と、ECCの情報システム部 マネジャー 田島 三貴子氏は話す。
ECCのジュニア事業部と法人渉外事業部では、本部および全国の拠点に在籍する約400人の営業系社員が、リモートデスクトップ環境を利用して日々の業務を行っている。
「営業は、フランチャイズ先の先生や生徒の個人情報も取り扱うため、端末セキュリティの強化を図るために10年以上前からリモートデスクトップを導入しています。最初は物理的なリモートデスクトップサービスのサーバーを増設しながら運用していましたが、2014年からVMware vSphereによる仮想化環境へ移行し、アクセス方式をWindows Server リモートデスクトップサービス(RDS)に切り替えました」(田島氏)
仮想化基盤を活用したリモートデスクトップサービスは、大きくRDS(Remote Desktop Services)とVDI(Virtual Desktop Infrastructure)の2つの方式に分けられる。RDSはサーバー上で動作する仮想マシン(VM)をユーザーが共有する方式。一方のVDIはユーザーごとに個別のVMを構築する方式だ。
RDSは、Microsoftが提供するリモートアクセスの1つ。独自の画面転送プロトコルを使用することで、Windows Serverに対してリモートアクセスするセッションベースの仮想デスクトップを提供。仮想デスクトップの個別カスタマイズはできないが、ユーザーごとにVMを構築するVDIに比べ、既存環境からの移行性が高く、コストパフォーマンスに優れている点が特長だ。