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11/03/2022
新型キャシュカイと、新型ローグ・エクストレイルは、共にルノー日産三菱アライアンスで共同開発されたCMF-Cプラットフォームを新採用する。新型キャシュカイの1.5リッターVCターボを組み合わせる新型e-POWERが、新型エクストレイルにも搭載されるのは当然の流れだろう。
CMF-Cプラットフォームは、現行型エクストレイルに採用するCMFプラットフォームを軽量化し、かつ剛性も向上させた進化版で、最新のADAS(先進運転支援システム)「プロパイロット」にも対応している。
日本向けの新型エクストレイルは、これら最新プラットフォームと最新パワートレインという日産の先端技術を全部載せした集大成だ。いわば“最終進化形態”となってここ日本でお披露目!…という展開だ。
本来なら、2021年秋に開催予定だった東京モーターショー2021会場にて、華々しく新技術を世界にアピールする目論見だった新型エクストレイル。コロナ禍の影響で2021年の東京モーターショーが開催中止となったのは、日産にとっても悔しいところだろう。
ここまで情報を小出しにしてきた流れからして、正式発表前にも何かしら事前公開が行われる可能性も高そうだ。
ただし、いまだ尾を引く半導体不足問題の影響もあって、日産 新型エクストレイル e-POWERの日本仕様発表は2022年春までずれ込むかもしれない。となると、正式な発売時期についてはさらに先の2022年初夏のタイミングとなることが予想される。
日本仕様の新型エクストレイルがどのような仕上がりとなるか判明するまで、まだしばらく時間がかかりそうだ。ここまでじっくり待ったのだから、ここは正式発表を楽しみに待つことにしよう。
[まとめ:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:NISSAN]
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