「Beats Flex ー fragment designスペシャルエディション」 Apple公式サイトで販売開始
11/03/2022
――最初に伺いたいのは、今回の40種類のラインアップをどのように選定したかです。
中野氏:はじめは広報の100年史チームとデザインチーム、ブランド戦略部とで車種選考を行ないました。そのポイントは①ファンの皆さまに人気が高いクルマがもっともプライオリティが高いもの②マツダ100周年の歴史に意味のあるクルマ③技術やデザイン的に意味のあるクルマ④多くの方にたくさん買っていただいたり、賞を受賞したクルマなどを加味しました。
その時は100台ほどあったのですが……そこから泣く泣く、例えばファミリアはもっとたくさんあったのですが、それを2台に絞ったりして40台にしたのです。
――この決定に至るまでの流れをもう少し詳しく教えてください。
中野氏:2018年夏ごろにモデルカーの話がスタートしました。そのときはグッズなどの個別ではなく、100周年というタイミングが数年後に迫っていましたので、お客さまにマツダの歴史を伝えたり感じてもらったりしようと考えました。
では、お客さまとマツダの1番の接点はどこか。それはディーラーです。本来そのディーラーで歴史を感じてもらいたいのですが、実車の展示や、ディーラーの数自体もたくさんあるのでなかなか難しい。そこで手ごろなモデルカーという選択肢もあるのではないかとプロジェクトがスタートしたわけです。その結果、一般的で手軽な1/43スケールが選ばれました。
グレードや色、年式に関しての選考は「最上級グレード」「当時のメインカラー」「最初の年式のクルマ」という3つのルールを定めています。
――今回はデザイナーさんが監修して作っています。その理由は何でしょう。
寺島氏:これはデザイナーが作ったというよりも、当時のクルマをなるべく忠実に再現したい! という思いが第一にあったからです。その思いをもとに、造形は造形のプロが見て、色は色のプロが見てと自然な流れで進めました。
コスモスポーツ