日本の未来は明るい? 暗い? 新成人に聞く

日本の未来は明るい? 暗い? 新成人に聞く

新成人に聞く、日本の未来は?

日本の未来は明るい? 暗い? 新成人に聞く

 マクロミルは成人式を迎える男女500人を対象にした「2022年 新成人に関する調査」を実施。回答者のうち38.2%が「日本の未来は明るいと思う」と回答した(明るいと思う2.6%+どちらかといえば明るいと思う35.6%)。【デジタル端末の所有率】 「明るいと思う」と回答した主な理由は「新型コロナウイルスの終息の兆し」や「日本の最先端技術の誕生や発展」など。「暗いと思う」(暗いと思う12.0%+どちらかといえば暗いと思う49.8%、合計61.8%)と回答した理由には「新型コロナウイルスの長期化」「経済の悪化」「政治・政治家への不信」「少子高齢化」「地球温暖化」などが挙げられた。

海外への関心は?

 東京五輪の開催などでグローバル化の波が押し寄せ、19~20年に向けて新成人の海外への関心も高まりを見せていたが、コロナ禍による外出自粛の影響などで、21年は一部項目を除いて軒並み低下している。 特に今回の調査では低下の割合が著しく、移動が伴う「海外留学」「海外で働くこと」だけでなく、「外国人と日本国内で働くこと」や「外国語習得」「仕事で英語を使う事」といった語学関連まで大きく低下している。ピークとのポイント差が大きかったのは「仕事で英語を使うこと」で、20年から22年にかけて10.6ポイント低下している。 新成人のデジタル端末の所有率1位は「スマートフォン(iPhone)」の73.0%、2位は「ノートパソコン」の71.4%、3位は「スマートフォン(Android)」の25.6%だった。「iPhone」の利用率は13年から年々上昇していたが、21年は低下。一方、「Android」が上昇という変化が見られたものの、22年は元の傾向に戻り、その差がさらに広がる結果となった。 インターネットを使った調査で、22年に成人式を迎える男女500人が回答した。調査期間は21年12月14~17日。

ITmedia ビジネスオンライン