学生におすすめのカードローン5選!限度額や審査基準ってどうなの?

学生におすすめのカードローン5選!限度額や審査基準ってどうなの?

学生生活を送る上では何かとお金がかかるため、アルバイトをして諸費用を捻出している方も多いでしょう。しかし、もし急な出費が生じた場合にはどのように対処すればよいでしょうか。カードローンを契約しておけば、すぐお金が用意できて便利です。審査や申し込み手続きの面で、消費者金融カードローンの利用がおすすめです。現在学生の方はもちろんのこと、自分の子どもが学生だという親御さんも、安心してカードローンを活用するためにカードローンの知識を身につけておきましょう。

学生でもお金を借りる方法には何がある?

学生がお金を借りる手段には何があるの?

カードローンでの借り入れがメインになるでしょう。大きく分けると、以下のように3つの手段があります。・銀行カードローン・消費者金融カードローン・学生ローン

学生でもお金を借りられる方法としては、カードローンが挙げられます。ローンの種類によって特徴が異なるため、順に見ていきましょう。

以下にあてはまる方は、銀行カードローンの利用に向いているでしょう。

銀行では個人向け・法人向けに広く融資を行っています。カーローンや住宅ローンなど目的別のローンもありますが、カードローンは個人向けのもので、使用用途が決められておらず借りたお金を自由に使えるタイプのローンです。銀行で扱う他のローンと同様に他の金融機関と比べて金利は低めに設定されており、限度額によって利率は異なります。

また、借り入れできる上限額も大きく、まとまったお金を借りたい場合にはおすすめです。身近な金融機関として信頼感もあるため、安心して利用できるでしょう。

一方で、金利が低いこともあり審査のハードルは低くありません。学生の申し込みを不可としている銀行もあります。信用情報に問題がある場合や収入が低い場合は、審査を通過できないこともあります。審査が終了するまでに一定の時間がかかることもあり、即日融資は難しいと考えた方がよいでしょう。

信用情報とは、クレジットやローンの契約や申し込みに関する情報のことで、客観的な取引事実を登録した個人の情報です。主に契約の内容や支払いの状況が記録されています。出典:CIC 信用情報とは

以下にあてはまる方は、消費者金融カードローンの利用に向いているでしょう。

個人向けの小口融資をメインとしている金融機関です。以前は「サラ金」とよばれており、グレーゾーン金利のような問題がありました。しかし、貸金業法の改正や銀行による子会社化が行われたことなどの影響で、現在は安心して利用できるようになっています。

なお、「ヤミ金」は無許可でお金の貸し付けを行う違法業者を指します。

消費者金融は財務局に届け出を行い営業している正規の金融事業者のため、「ヤミ金」とは異なります。

銀行で借り入れる場合と比べると金利はやや高めに設定されていますが、最大利用限度額は銀行並みに大きく設定可能なところも多くなっています。消費者金融の中には初回利用時に一定期間無利息でお金を借りられる期間を設けているところもあり、利便性は高いといえるでしょう。

また、申し込み条件として雇用形態が問われず、アルバイトやパートなど安定した継続収入があれば申し込みできる消費者金融は多いです。学生でも契約できる可能性があり、審査はさほど厳しくないと予測できるでしょう。

即日融資に対応している会社も多く、Webや無人契約機で手続きをすると1時間程度で融資可能なところもあります。

利息制限法で定められた上限金利(15~20%)と出資法で定められた上限金利(29.2%)の間の金利を指します。出資法の上限金利を超えなければ刑事罰の対象とはならなかったため、29.2%に近い金利を設定していた貸金業者が多くありました。貸金業法の改正に伴い、出資法の上限金利が15~20%まで引き下げられたため現在は撤廃されています。

以下にあてはまる方は学生ローンの利用に向いているでしょう。

学生ローンは、学生への貸し付けを行うことをメインにしている金融機関です。中小規模の貸金業者が多く、学生以外でも借り入れができます。大学や専門学校などの学生街を中心に立地しています。

最大金利は、一般的に消費者金融と比べると低く、銀行カードローンよりは高くなっています。借りたお金の使い道は限定されていませんが、学費を目的して利用する場合には金利が優遇されるケースもあります。

審査については、学生の利用を想定していることもあり、ハードルは高くないといえるでしょう。また、在学中は利息のみ返済して卒業後に元金の返済を行う「自由返済方式」を取り入れている会社もあり、学生でも安心して借り入れできる仕組みが整っています。

一方で、5~10万円程度の融資となる場合が多く、まとまった金額を借りにくいのはデメリットといえるでしょう。

学生がお金を借りるなら消費者金融カードローンが向いている

消費者金融は、一般的にアルバイトなどの「安定した収入がある20歳以上の方」であれば申し込みが可能です。審査や申し込み手続きの点でも、はじめて融資を受ける方にとって使いやすくなっているのもポイントです。学生が利用するなら消費者金融のカードローンがおすすめです。

学生が消費者金融カードローンでお金を借りる際のメリットについて説明します。

一般的に消費者金融の申し込み条件は、以下のようになっています。

銀行でカードローンやその他のローンを借り入れする場合には、学生以外を申し込み対象としていることが多いです。消費者金融では、申し込み条件さえ満たせば学生でも借り入れできる可能性があります。

銀行のカードローンと比較すると消費者金融の金利は高くなっています。万が一貸したお金が返済されず、催促をするコストや資金が回収できなくなるリスクを織り込んでいるからだといえるでしょう。金利が低い場合には、好条件での借り入れとなるためその分審査が厳しくなることが推測できます。

明確に審査の基準について言及している会社はほとんどありませんが、申し込み条件として「学生でも申し込み可能」としている所があることからも、銀行と消費者金融では審査の基準が異なっていると予想されます。

消費者金融のカードローンは、他の金融機関のカードローンと比べて利用者にとって便利なサービスが充実している傾向があります。スマートフォンやアプリからの申し込みに対応している会社が多いのも特徴です。

窓口に行くのが億劫な方や、直接対面で手続きするのが苦手な方でも、Web上で書類提出をはじめとするほとんどの手続きを済ませられます。一部の消費者金融が提供しているWeb上で全ての手続きが完結するサービスを利用すると、郵送物が送られないため誰にも知られずに借り入れができます。

また、融資を急いでいる場合には、Webから申し込みすれば24時間365日申し込みできるため、即日融資を受けることも可能となります。

スマートフォン1台あれば、カードレスで借り入れや返済ができる会社もあるため、手間なく気軽に利用できるでしょう。

銀行や学生ローンを利用する場合には、窓口や電話での手続きが必要となることが多く、家族や友人に知られてしまう可能性があります。

大手消費者金融のカードローンでは、申し込みから借り入れまでを全てWeb上で行えることが多く、誰かに店舗を利用しているのを見られてしまう心配がありません。契約書類やカードなどの郵送物も送られてこないため、借り入れを知られる可能性は少なくなります。

また、主にアルバイト先に対して行われる在籍確認の電話についても、「個人名で電話をかける」「事前に申し出れば、電話する時間を調整してくれる」などのプライバシーに配慮した対応が徹底されています。別途所定の書類を提出することで本人確認を省略できるケースもあり、申し込みが周りに知られてしまうリスクは、最低限に抑えられているといえるでしょう。

20歳以上で安定した収入が毎月ある学生であれば、銀行のカードローンを利用することも選択肢に入れてみるとよいでしょう。

銀行からの借り入れは、消費者金融よりも上限金利が低くトータルでの返済額は少なくなるため負担を減らせます。また、借り入れ限度額が大きいため、学費や留学費用に充てる目的で借りることもできるでしょう。

ただし、在籍確認の電話は省略できないケースがほとんどであるため、アルバイト先で対応してもらえるよう事前に準備しておきましょう。また、収入が低すぎると審査に通らない可能性も高くなります。

学生におすすめ!消費者金融カードローン5選

学生がお金を借りる時におすすめの消費者金融は、以下の5社です。各社で貸付条件や特徴、サービスが異なるため、十分に理解した上で申し込みましょう。

会社名融資までのスピード金利借り入れ限度額特徴
アイフル最短25分3.0~18.0%800万円以内・借り入れ可能かすぐ分かる1秒診断・最大30日間の無利息サービス
SMBCモビット最短即日3.0~18.0%800万円以内・Web完結なら電話での在籍確認はなし
プロミス最短30分4.5~17.8%500万円以内・申し込みから借り入れまでスマホで完結する「アプリローン」・最短10秒でお金が振り込まれる「瞬フリ」・最大30日間の無利息サービス※
アコム最短即日3.0~18.0%800万円以内・最低限の入力で仮審査が可能な「3秒診断」・30日間金利0円サービス
レイクALSA最短60分4.5~18.0%500万円以内・選べる3種類の無利息期間・申し込み手続きはWebで完結

※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。引用:アイフル SMBCモビット プロミス アコム レイクALSA公式ホームページ

(画像=アイフルHPより引用)
金利3.0~18.0%
利用限度額800万円以下
申込資格満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で、アイフルの基準を満たす方
担保・保証人不要
入会金・年会費無料
返済方法スマホアプリ・アイフルATM・提携先ATM・コンビニ・口座振替・銀行振込
返済日1回の支払いにつき35日以内または毎月約定日払い
遅延損害金の利率実質年率20.0%
本人確認書類以下のうち1点・運転免許証・個人番号カード(表のみ)・住民基本台帳カード・特別永住者証明書・在留カード
収入証明書類※借入額が50万円を超える、または借入額と他社での利用残高の合計が100万円を超える場合に必要以下のいずれかの書類・源泉徴収票・給与明細書・確定申告書・青色申告書・収支内訳書・住民税決定通知書・納税通知書・所得証明書・課税証明書・年金証書・年金通知書・支払調書

※データはアイフルHPより引用

アイフルでは、申し込み後の即日対応が可能で最短25分で融資が可能となっています。融資を急ぐ場合には、Web申し込みを行い受付完了メールが届いた後、アイフルのフリーダイヤルに連絡することで優先して審査をしてくれる柔軟性の高さもポイントです。

また、原則として電話による在籍確認を行っていないのも特徴です。契約の際には無人契約機でカードを受け取れば、郵送物が自宅に送られてきません。Webで借り入れまでの手続きを完結させると、カードレスでコンビニATMから出金できるため、家族に利用が知られる心配はほとんどないでしょう。

アイフルのお申し込みはこちら(画像=SMBCモビットHPより引用)
金利3.0~18.0%
利用限度額1~800万円
申込資格年齢満20~69歳の安定した定期収入のある方(SMBCモビットの基準を満たす方)アルバイト、派遣社員、パート、自営業の方も利用可能
担保・保証人不要
入会金・年会費無料
申込時の必要書類運転免許証、健康保険証、パスポートなど
返済方法提携ATM・銀行振込・口座振替・インターネット・ポイントでの返済
返済日SMBCモビットの指定日から選択
毎月5日、15日、25日、末日
遅延損害金の利率実質年率20.0%
本人確認書類以下のうち1点(2点の提出が必要な場合もあります)・運転免許証・パスポート・健康保険証
収入証明書類※借入額が50万円を超える、または借入額と他社での利用残高の合計が100万円を超える場合に必要以下のいずれかの書類・源泉徴収票の写し・税額通知書の写し・所得証明書の写し・確定申告書の写し・給与明細書の写し

※データはSMBCモビットHPより引用

申し込みから借り入れまでの手続きをインターネット上で完了させる「WEB完結」申し込みをすると、郵送物が送られてくることはなくカードレスでコンビニATMから借り入れができます。電話による在籍確認もありません。

また、Webでの契約時にTカード機能付きモビットカードの発行を選ぶと、返済額のうち利息分について200円ごとにTポイントが1ポイント貯まります。1ポイント1円相当としてTポイントを返済に使うこともできるため、便利なサービスです。

SMBCモビットのお申し込みはこちら(画像=プロミスHPより引用)
金利4.5~17.8%
利用限度額500万円以下
申込資格契約の基準は、20歳以上69歳以下の安定した収入と返済能力を有する方で、プロミスの基準を満たす方主婦や学生でもパート・アルバイトなど安定した収入のある方は審査のうえ利用が可能
担保・保証人不要
入会金・年会費無料
返済方法インターネット・口座振替・店頭窓口・プロミスATM・コンビニ(マルチメディア端末)
返済日毎月5日、15日、25日、末日のいずれかからお客様の都合に合わせて選択
遅延損害金の利率実質年率20.0%
本人確認書類以下のうち1点・運転免許証・パスポート・健康保険証+住民票
収入証明書類※借入額が50万円を超える、または借入額と他社での利用残高の合計が100万円を超える場合に必要以下のいずれかの書類・源泉徴収票・税額通知書・所得証明書・確定申告書・給与明細書+賞与明細書

※データはプロミスHPより引用

プロミスは、24時間365日ネットからの申し込みが可能で、事前審査結果を最短15秒で知ることができます。本審査も最短30分で完了するため即日融資が可能です。

学生におすすめのカードローン5選!限度額や審査基準ってどうなの?

「瞬フリ」では、三井住友銀行やPayPay銀行をはじめとした全国約200の金融機関へ、24時間365日土日祝日・夜間を含めて振り込みが可能です。手数料もかからず、指定した銀行口座にお金を振り込めるため、使いやすいサービスだといえるでしょう。

また、専用のスマホアプリをダウンロードし、「アプリローン」による申し込みを行うと、借り入れまでの手続きがすべてアプリで完結します。明細書や契約書類などの郵送物もなくカードレスで借り入れができるため、家族や知人にカードローンの利用を知られたくない場合には安心です。

プロミスのお申し込みはこちら(画像=アコムHPより引用)
金利3.0~18.0%
利用限度額800万円以下
申込資格20歳以上69歳以下の、安定した収入と返済能力を有する方で、アコムの基準を満たす方アルバイトや派遣社員でも申し込み可能
担保・保証人不要
入会金・年会費無料
返済方法インターネット・提携ATM・アコムATM・店頭窓口・振込・口座振替
返済日1回の支払につき35日以内または毎月払い
遅延損害金の利率実質年率20.0%
本人確認書類以下のうち1点・運転免許証・パスポート・健康保険証・マイナンバーカード
収入証明書類※借入額が50万円を超える、または借入額と他社での利用総額の合計が100万円を超える場合、提出済みの収入証明書が3年以上経過している場合必要以下のいずれかの書類・源泉徴収票・市民税、県民税額決定通知書・所得証明書・確定申告書/青色申告書/収支内訳書・給与明細書

※データはアコムHPより引用

アコムでは、年齢・年収・他社借り入れ状況を入力するだけでお金が借りられるかどうかわかる「3秒診断」が特徴です。ネットまたは自動契約機(むじんくん)で申し込めば最短30分で融資も可能なため、すぐにお金が欲しい場合には重宝するでしょう。

はじめて借り入れをした場合に契約日の翌日から30日金利がかからない「30日間金利0円サービス」もあり、はじめて利用する場合にも安心です。

申し込みから借り入れまでWebで行う場合には、カードレスとなるため郵送物も送られてきません。

アコムのお申し込みはこちら(画像=レイクALSA HPより引用)
金利4.5~18.0%
利用限度額500万円以下
申込資格満20~70歳(国内居住の方、日本の永住権を取得されている方)
担保・保証人不要
入会金・年会費無料
返済方法新生銀行カードローンATM・口座振替・提携ATM・銀行振込
返済日契約手続き時に指定したお客様の都合のよい任意の日付
遅延損害金の利率実質年率20.0%
本人確認書類以下のうち1点・運転免許証・パスポート・健康保険証・マイナンバーカード・在留カード、特別永住者証明書(外国籍の方)
収入証明書類※借入額が50万円を超える、または借入額と他社での利用総額の合計が100万円を超える場合、収入を証明する書類が発行日から3年以上経過している場合に必要以下のいずれかの書類・源泉徴収票・特別徴収税額通知書・所得証明書・確定申告書・給与明細書

※データはレイクALSA HPより引用

はじめて利用する場合には、無利息期間が以下の3種類から選べる大きな特徴があります。

※1はじめてなら初回契約翌日から無利息。無利息期間経過後は通常金利適用。30日間無利息、60日間無利息、180日間無利息の併用不可。ご契約額が200万超の方は30日無利息のみになります。Webで申し込みいただき、ご契約額が1~200万円の方。Web以外で申し込みされた方は60日間無利息を選べません。

※2はじめてなら初回契約翌日から無利息。無利息期間経過後は通常金利適用。30日間無利息、60日間無利息、180日間無利息の併用不可。ご契約額が200万超の方は30日無利息のみになります。

特に「初回契約日の翌日から5万円まで180日間無利息」を適用する場合には、5万円を超えた部分については通常利息が適用されるものの、無利息期間中に全額返済すれば、5万円までは何度借り入れしても利息がかからないメリットがあります。アルバイト代が入る前に買いたいものがある時は、5万円だけ借りてすぐに返せば利息もかからないため便利です。

Webなら最短60分で融資も可能となっており、最短で当日中の振り込みが可能です。申し込みから借り入れまで、Web上で申し込みを完結させることができます。

レイクALSAのお申し込みはこちら

学生がカードローンを利用する場合の注意点

学生がカードローンでお金を借りるときに何か注意点はある?

返済が遅れてしまったり、支払いが追いつかず滞納してしまったりすると信用情報に記録されます。信用情報にマイナスな情報が記録されると、今後お金を借りる場合や就職活動に悪影響を及ぼす可能性があります。また、借り入れをする業者の規模や安全性については十分確認してから申し込みをしましょう。

カードローンは、学生でも手軽にお金を借りられるメリットがありますが、使い方を間違えると今後の生活に影響が出てしまう恐れがあります。借り入れのリスクや注意点を十分理解した上で利用しましょう。

返済遅れや延滞をすると、信用情報に傷がついてしまい、クレジットカードが新しく作れない、新規の借り入れができなくなるなどのデメリットが発生します。信用情報は5年ほど記録が残るため、一度傷がつくと信用を取り戻すまでには時間がかかります。社会人になるとクレジットカードを使う機会が増えるため、かなり不便になってしまうでしょう。

万が一支払いが難しい場合には、事前にカードローンを借りている会社へ連絡することが重要です。

信用情報は、信用情報機関に登録している金融機関のみ開示請求ができます。重要な個人情報であり、閲覧した記録は残るため、むやみに企業から個人情報を見られることはありません。

また、「貸金業者による信用情報の目的外使用を禁止し、違反した場合は刑事罰対象」としているため、就職希望先が金融機関の場合でも、返済余力があるか調べる目的以外で信用情報を確認することは禁止されています。

しかし、借金のある金融機関では自社のデータとして借り入れ状況を確認できる場合もあるため、油断は禁物です。

就職活動に影響が出る可能性を考慮し、返済は確実に行いましょう。

カードローンを申し込む場合には、インターネット上の掲示板やSNSなどの情報を鵜呑みにしないことが重要です。低金利・簡単・高額の借り入れができるなどの評判は事実と異なる可能性が高く、悪質な業者が顧客を増やすために書き込みをしている可能性があります。

利用する前に、ある程度評判を参考にする分には問題ありませんが、実際の借り入れ条件については公式ホームページのような信頼できるサイトを確認しましょう。

在籍確認は、申し込み者本人が申告した勤務先で本当に働いているのか、支払い能力を調べる上でも重要なプロセスです。代替書類の提出によって電話での在籍確認が不要となる会社はありますが、その場合も何らかの形で在籍確認が行われているケースがほとんどです。

貸金業者は貸金業法第13条で、返済能力の調査が義務付けられています。

「在籍確認なし」「審査なし」ですぐ借りられることを謳っている業者は正規の業者ではない可能性が高いです。少しでも疑いがある場合は、「登録貸金業者情報検索サービス」で対象の業者が登録されているかを確認しましょう。

中小規模の貸金業者には独自の審査基準を設けている所もあります。年収や職業などを確認した上で、機械的な判断ではなく総合的に審査を行うため、審査にある程度時間を要するケースがあるでしょう。

融資を急ぐ場合には規模の大きい業者を利用するのがおすすめです。大手消費者金融ならではの対応で、最短即日融資も可能です。

学生時代にカードローンを利用すると住宅ローンに影響が出る?

学生時代にカードローンを利用すると、将来の住宅ローンの審査に影響が出ることはあるのでしょうか。影響がないことが多いですが、一部注意しなければならないケースもあります。

期日通りに返済を行なっていた場合には、新たな住宅ローンの借り入れに影響するケースは少ないでしょう。信用情報に記録されることはデメリットばかりではなく、返済実績が積み重なりよい影響を及ぼすこともあります。

また、情報の保存期間は最長で5年ほどとなっているため、学校を卒業してからある程度の年数が経って、カードローンを利用した時期がかなり前の場合には、記録自体残っていない可能性が高いです。

現在カードローンの契約だけ残っており借り入れがない状態の場合は、多少影響が出る可能性はあります。しかし、解約を条件として住宅ローンが組める場合もあるため、さほど心配する必要はないでしょう。

例えば現在も学生時代に借りたお金の返済を行っており借り入れ額が大きい場合には、返済余力がないとみなされ審査結果に影響が出る可能性があります。

また、返済の遅れや滞納があった場合は、さらに注意が必要です。遅延や滞納、債務整理などの情報は信用情報に5年から10年の長期間記録されるため、住宅ローンの際に審査が通らない原因となりうるでしょう。

法律を援用して、借金を減額や免除する手続きを指します。主に任意整理・個人再生・自己破産といった方法があります。

学生がカードローンで借りられる限度額について

学生はカードローンでいくらまで借りられるの?

50万円くらいが限度です。アルバイトをしていたとしてもさほど年収が高くない学生の場合は、収入に対して借り入れできる額が決まっていることもあり、大きな金額を借りるのは難しいでしょう。

カードローンは、安定した収入があれば学生でも申し込みができます。しかし、得られる収入は高い水準ではないため、50万円を超えるお金を借りることは難しいといえます。

飲食店や家庭教師などで働いて毎月収入のある学生は多いでしょう。しかし、雇用形態としてはアルバイトまたは派遣社員で、年収は扶養の範囲内や200万円以下のケースが一般的です。カードローンの審査では支払い能力があるか確認するために職業や年収などがチェックされるため、無理なく支払える金額を考えると50万円以下となるケースが多いでしょう。

借り手の収入や借り入れ状況、借り入れ目的などに応じた適切な貸付条件などに照らして、借り手が返済期間内に完済することが合理的に見込まれない貸付け、つまり「返済能力を超える貸付け」は禁止されています。

この「返済能力を超える貸付け」に該当するか否かを判断する基準の一つとして、新たな貸付けにより借入残高が、年収の3分の1を超える場合に、原則として返済能力を超えるものとして禁止されるのが、いわゆる総量規制です。

2010年に改正貸金業法が施行されたことにより、消費者金融をはじめとする貸金業者には総量規制が適用されるようになりました。例えば、年収が150万円の場合は50万円を超えるお金は借りられません。十分な返済能力がないにもかかわらず、複数の金融機関から借金をする多重債務を避ける目的で定められています。

学生が借り入れを行う場合も例外ではなく適用されるため、月2~3万円ほどの収入しかない場合は、借りられる金額も5~10万円程度となるでしょう。

学生であっても年収が150万円以上あり、総量規制に抵触しない範囲であれば、50万円を超えてお金を借りることもできます。

ただし、1社で50万円または複数社の合算で100万円を超える借り入れをする場合には、「収入を証明する書類」の提出が必須となります。返済能力を確認する目的で提出するため、客観的に信頼性の高い書類が必要です。

収入を証明する書類として、以下のものが一般的に使われます。

  1. 源泉徴収票(直近の期間に係るもの)
  2. 支払調書(直近の期間に係るもの)
  3. 給与の支払明細書(直近の2か月分以上(地方税額の記載があれば1か月分)のもの)
  4. 確定申告書(直近の期間に係るもの)
  5. 青色申告決算書(直近の期間に係るもの)
  6. 収支内訳書(直近の期間に係るもの)
  7. 納税通知書(直近の期間に係るもの)
  8. 納税証明書(直近の期間に係るもの)
  9. 所得証明書(直近の期間に係るもの)
  10. 年金証書
  11. 年金通知書(直近の期間に係るもの)

上記④から⑨の書類については、複数年分の事業所得を用いて年収を算出する場合には、その複数年分の書類が必要となります。出典:日本貸金業協会:「収入を証明する書類」の提出が必要な場合があります

カードローンの審査方法とは

カードローンの審査はどうやって行われるの?

各社の審査の基準や方法は公開されていません。しかし一般的には、申し込み時に入力した氏名や生年月日、勤務先や年収などの基本情報と、本人確認書類や収入証明書類などの必要書類をもとに審査を行うと考えられます。審査の過程では在籍確認と呼ばれる、勤務先への電話連絡が入る可能性があります。

カードローンでお金を借りるには、審査に通過しなければなりません。必要書類の提出や在籍確認など、慣れていないと手間取る作業も多いため、事前に流れを把握しておきましょう。また、申し込み方法によっても審査の流れは若干変わります。カードローンを扱う多くの金融業者では、以下の3通りの申し込み方法を用意しています。

無人契約機は有人または無人の店舗内に設置されています。申し込みの流れは以下のとおりです。

  1. 申し込み書類に記入またはタッチパネルで必要事項を入力し、送信する
  2. 本人確認書類を提出する
  3. オペレーターから着信があり審査の説明を受ける
  4. 審査・在籍確認の実施
  5. カードの発行

無人契約機は個室になっているため、周りから手続き内容が見られる心配はありません。タッチパネルを操作して手続きを進める場合がほとんどで、はじめて利用する場合も安心です。

本人確認書類は、契約機のスキャナーを使って読み取ります。勤務先への在籍確認がスムーズに終われば審査は終了し、その場でカードが発行されます。Webで事前に申し込みをしてから契約機を利用すると、より早く審査を進めてくれる会社もあるため、即日融資を希望する際には活用しましょう。カードが発行されればその日のうちに借り入れをすることも可能です。

Web経由だと24時間365日いつでも申し込みできる場合が多いため便利です。パソコンやスマートフォンから公式サイトにアクセスして手続きを始める以外にも、スマートフォン専用アプリから申し込みできる会社もあります。申し込みの流れは以下のとおりです。

  1. 公式サイトの申し込みボタンから入力フォームに移動し、必要事項を入力
  2. 仮審査と本人確認書類の提出
  3. 在籍確認をはじめとする本審査実施
  4. 契約手続き
  5. カード発行

申し込みフォームには、以下のような個人情報を入力します。

入力した情報をもとに仮審査を行い、問題なければ本人確認書類を提出する案内がメールまたは電話で入ります。書類はカメラで撮影し、データを送信すれば完了です。

在籍確認を終え、審査完了後に自宅に届く契約申込書を返送します。最後にカードを郵送や無人契約機などで受け取れば借り入れができるようになります。

「店舗に行くのは面倒だが、疑問点を確認しながら手続きを進めたい」方は電話での申し込みもできます。申し込みの手順は以下のとおりです。

  1. 申し込み受付専用のフリーダイヤルに連絡する
  2. 必要事項をオペレーターに伝える
  3. 本人確認書類を提出する
  4. 在籍確認などの審査を実施
  5. 契約手続き
  6. カード発行

フリーダイヤルは受付時間が決まっているため注意しましょう。本人確認書類は、郵送やWebで提出するケースが多いです。カードは郵送または契約機で受け取れます。

学生ローンの審査基準とは

学生ローンの審査基準は甘いの?

学生ローンの審査基準は公開されていないため、明確に甘いとは言えません、しかし学生ローンは在学中の学生を対象としているため、一般的には銀行カードローンや消費者金融ローンに比べれば審査の難易度は高くないと考えられます。ただし、定期的な収入がない場合や未成年で親の同意が得られない場合には、融資を受けられません。

学生ローンは、大手消費者金融と同様に貸金業法に基づいて取引を行う正規の貸金業者です。あらかじめ学生の利用を想定しているため、審査基準が他の金融機関と異なることは予測できますが、誰でも審査に通過できるわけではありません。

以下の条件を満たす必要があります。

貸金業者としては、返済する見込みがない状態ではお金を安易に貸せません。アルバイトで構わないので、最低限の定期的な収入が必要です。収入が低いほど審査に落ちる可能性は高くなります。

貸付にあたっては、本人の返済余力が重視され家族の経済力は関係しない場合が多いため、なるべく収入を上げてから申し込むのが無難です。

学生ローンでは、貸付対象を「高卒以上の大学生・短大生・予備校生・専門学校生」としているのが一般的です。融資を受けるためには、学生であることを証明する必要があります。

学生証以外に、通学定期券や生徒手帳でも有効としているケースもあるため、借り入れ前に確認しておきましょう。

未成年が契約手続きのような法律行為を行う場合には、親権者の同意が必要となります。同意がない場合には、契約自体が親の意思によって取り消されることがあるため注意しましょう。親権者の同意なしに融資を行う学生ローンもありますが、トラブルになる可能性を考えるとあまりおすすめできません。

学生であっても、無職で収入がない場合は返済の原資がないため申し込みの対象外としている学生ローンが多くなっています。

20歳未満で安定収入がある学生におすすめの「学生ローン」4選

消費者金融や銀行が提供するカードローンは「20歳以上で安定した収入がある」のを申し込み条件としていることが多いです。20歳未満でお金を借りたい学生は学生ローンの利用を検討してみましょう。

(画像=フレンド田HPより引用)
金利実質年率 12.0~17.0%
利用限度額1~50万円(通常審査の場合)
申込資格高卒以上の大学生、短大生、専門学生、予備校生の方で、必要書類をご提示いただける方、及び、安定した収入のある方
担保・保証人保証人は不要だが、未成年の場合は親権者の同意が必要
申込時の必要書類学生証(必須)、免許証、保険証等
返済方式元金自由返済方式
遅延損害金の利率実質年率20.0%

※データはフレンド田HPより引用

フレンド田(デン)は1976年に創業された学生ローンです。満18歳以上の学生への即日融資を行っています。返済期間を最長5年まで設定できるため、長期間の借り入れに適しているといえるでしょう。

また、新規借り入れの金額に応じてギフト券がもらえるキャンペーンや友人を紹介すると利息が下がるキャンペーン、友人の借り入れ額に応じた紹介料のキャッシュバックなど特典が用意されています。

(画像=カレッヂHPより引用)
金利実質年率17.0%
利用限度額最高50万円
申込資格日本国籍の方で、高卒以上の大学生・短大生・予備校生・専門学校生の方。安定した収入のある方
担保・保証人不要
申込時の必要書類学生証(必須)、免許証、保険証等
返済方式元金自由返済方式
遅延損害金の利率実質年率20.0%

※データはカレッヂHPより引用

カレッヂでは契約時に発行されるカードを利用して、全国のセブン銀行ATMからいつでも借り入れと返済を行えます。

また、原則身元確認のために勤務先や自宅に電話連絡を行うことはないため、家族や知人に知られずにお金を借りられるのも安心できるポイントです。

(画像=学生ローンのマルイHPより引用)
金利実質年率 15.0~17.0%
利用限度額1~50万円
申込資格安定した収入のある学生の方、又は学生ローンのマルイの基準を満たす方(大学生・大学院生・短大生・専門学生・予備校生等)
担保・保証人原則不要
申込時の必要書類学生証(必須)、免許証、保険証等
返済方式元金自由返済方式
遅延損害金の利率実質年率20.0%

※データは学生ローンのマルイHPより引用

学生ローンのマルイは、友人を紹介することで金利が引き下げられるキャンペーンを行なっているのが特徴です。1人紹介するごとに年率1.2%下がり、15人紹介すると0%になるため、無利息で借り入れができます。

また、紹介を受けた友人が借り入れた金額に応じて、最大5000円分のクオカードがプレゼントされるキャンペーンも実施しています。

クレジットカードの中には、キャッシング利用枠を付帯できるものがあります。後から機能を追加する場合には審査が再度必要になりますが、利用できるようになるとお手持ちのクレジットカードでコンビニATMや銀行ATMからお金を引き出せるため便利です。

ただし、金利が高めに設定されているケースもあるため注意しましょう。クレジットカードの利用分と合わせて返済を行うのが一般的です。

毎月決められた返済日に利息のみを支払い、元金については自由に返済できる方法です。

働いていない学生も融資制度などを利用して借り入れできる

学生で働いていない場合にお金を借りる手段は何があるの?

金融機関からの借り入れ以外には、奨学金や担保自動貸付などの方法があります。

20歳以上であっても働いていない場合には収入がないため、学生ローンや消費者金融のカードローンに申し込めません。ただし、それでもお金を借りる方法はいくつかあるため、どうしてもお金が必要な場合には検討してみましょう。

奨学金は、経済的な困難が理由で進学ができない方のために設けられている制度です。返済の必要がない給付奨学金と、返済が必要な貸与奨学金の2種類があります。

貸与奨学金は有利子と無利子のタイプがありますが、無利子の場合は選考条件が厳しく、世帯年収や学業の成績など一定水準を満たしていなければ借りられません。また、申し込みにあたっては連帯保証人をつける必要があります。

ただし、返還期間は最長20年と長く、在学中は返済をしなくてもよいメリットがあります。

担保自動貸付は、郵便局からお金を借りられるサービスです。

定期預金を担保とするため、無職でも借り入れができ、貸付金額の上限は預金している金額の90%となっています。ただし、返済できない場合には担保の定期預金が減額もしくは解約となる可能性があるため注意が必要です。

以前は貯金担保自動貸付以外に「国債等担保自動貸付」や「採算形成貯金担保貸付」などがありましたが、2019年3月29日で新規の受付を終了しています。

質屋は、手元にある品物を担保としてお金を借りる方法です。借り入れできる金額は、持ち込んだ品物の査定額により異なります。

お金を借りると質屋に品物を預けることになりますが、一定期間内にお金を返済すると預けた物を取り戻すことができます。万が一返済できない場合、品物は失ってしまいますが信用情報に記録されることはありません。

他のどの方法を使ってもお金を工面できない場合には、恥を忍んで友人や家族、親族に相談してみましょう。お金を借りる理由次第では、好意的にお金を貸してくれる可能性もあります。ただし、後でトラブルにならないように返済額や返済期日、利息を記載した借用書を作成しておくようにしましょう。

学生がカードローンを利用する時のQ&A

学生がカードローンを利用する際によくある質問をまとめました。

安定した収入があれば学生でも申し込めるカードローンはある

学生がお金を借りる方法や注意点について説明してきました。

アルバイトをして少しでも収入があれば、銀行カードローンや学生ローンなど、学生でもお金を借りる方法はいくつかあります。中でも、消費者金融のカードローンを利用するのがおすすめです。

消費者金融のカードローンは、他のカードローンと比べて審査の難易度が低く、申し込み方法によってはカードレスで郵送物を省略でき、家族や友人に知られる心配をせずに安心して借り入れができます。

ただし、返済が遅れてしまうと信用情報に傷がついてしまいます。社会人になってからクレジットカードの作成や住宅ローンの契約に影響する恐れがあるため、借り入れ金額は余裕をもって返済できる金額にとどめておきましょう。

また、働いていない場合や審査が通らない場合には、学生ローンや融資制度などを利用するのも選択肢の一つです。

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