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11/03/2022
小型ドローン『Ghost-Eye』が、クラウドファンディング『Makuake』で大好評を博しました。
これは重量100g未満でありながら、1080PフルHDカメラを搭載した製品。約13分の飛行を実現します。ドローンは日進月歩の勢いで進化する製品ですが、『Ghost-Eye』は手軽に扱うことができる小型ホビードローンとして存在感を発揮しています。
今回はそんな『Ghost-Eye』の実機に触れる機会がありました。
ドローンというとローターが4つ搭載されているクアッド型が一番普遍的な形状ですが、『Ghost-Eye』はヘリコプターのような設計です。
シングルローターのドローンは運動性に優れています。空中での制止や方向転換、そして滑らかな飛行。クアッド型ドローンにはなかなかできない動きを実現するとともに、姿勢制御システムの搭載でクアッド型に迫る安定性をも備えています。
それにしたって、ドローンの操縦は難しいのでは? と言われてしまうかもしれません。しかし『Ghost-Eye』には自動ホバリング機能も搭載され、ボタンひとつで離陸と着陸ができます。これらはドローン操縦においても熟練を必要とする部分だったのですが、今やオート化されて誰でも手軽に実行できる動作になりました。
『Ghost-Eye』の内蔵カメラは先述の通り1080PフルHDカメラ。WiFiに接続したスマホを使い、動画を撮影することもできます。なお、『Ghost-Eye』を操縦するためのリモコンは専用のものがちゃんと用意されています。
『Ghost-Eye』の重量はバッテリー込みで80g。やはりこれだけの軽量では風に弱く、野外で飛行させる場合は無風状態であることが好ましいとのこと。風を遮断できる室内が『Ghost-Eye』にとって絶好の環境です。
従来は大がかりな撮影機材を必要とした「高所からの撮影」が、『Ghost-Eye』の登場により簡単かつ低コストなものになっていきます。
『Ghost-Eye』の連続飛行時間は約13分。ただし、バッテリーは本体から簡単に脱着できるカートリッジ式で、モーターの過熱に気をつけてさえいれば素早く交換して再び飛行させることができます。この場合はモーターを冷却する時間を置いてから再飛行させるのがベストとのこと。
また、実は今回のレビューの際に何度かプロペラを壁にぶつけてしまいました。もちろんぶつからないに越したことはないのですが、何とプロペラは折れるどころかまったくの無傷。す、すげぇ! 小さなボディーに見合わない驚異の耐久性も、筆者はこの目で確認しました。
近年は航空法の改正が立て続き、今年6月からは重量100g以上のドローンは無人航空機としての登録を義務付けられます。だからこそ、100g未満の小型ドローンに注目すべきではないでしょうか。今までは「オモチャ」と見なされてきたこのクラスのドローンは、今後あらゆるシーンで活用できる撮影機材として広く認識されるでしょう。
『Ghost-Eye』は1月までクラウドファンディング『Makuake』でオーダーを受け付けていました。これは目標金額20万円に対して、何と2,500万円を越えるオーダーが集まりました。今後は『Makuake』の出資者への製品配送を行い、一般販売も予定されています。
※2022年6月以降、無人航空機の登録が義務化され、100グラム以上機体については登録が必要になります。詳しくはこちらを参照ください。※本製品は100グラム未満でありますが、今後の法律上の扱いについてはご自身で法律をご確認ください。