「Beats Flex ー fragment designスペシャルエディション」 Apple公式サイトで販売開始
11/03/2022
近年、空飛ぶクルマ実用化に向けた取り組みが活発化しています。国内においても、2025年の大阪・関西万博にて空飛ぶクルマの輸送サービス実現が打ち出されました。
そのうえで課題のひとつとなっているのが、万博会場上空や万博会場周辺空域の安全確保(衝突回避)。これは、万博での空飛ぶクルマ実用化にとどまらず、今後空飛ぶクルマを社会実装していくなかで重要な課題でもあります。
そこで株式会社FaroStar(以下、FaroStar)は、株式会社ACSL(以下、ACSL)協力のもと「非管制区域を飛行する無人航空機と回転翼航空機の安全性を高める衝突防止自動管制技術の実証試験」を実施し、成功しました。
同実験は、2月2日(水)に大阪府大阪市、3日(木)に広島県福山市で実施しています。
実験に活用したのは、FaroStarが開発した衝突防止自動管制技術(AURORA)。これは、航空機やドローンの飛行情報を取得し、飛行体同士が衝突する可能性を検知すると、回避可能なWP(ウェイポイント)を指定して自動回避させ、衝突を回避できたと判定すると次のWPに誘導するアルゴリズムです。
空飛ぶクルマへの活用にも期待。自動管制技術でドローンの衝突回...の画像はこちら >>今回は、AURORAをACSLのドローン「ACSL-PF2」に搭載。この実機が飛行中に仮想ドローンの回避と回避後のルート回帰を実行できるかを検証しました。結果、2か所の実証試験において計画飛行中のドローンが衝突防止自動管制システムからの指示により仮想ドローンを回避し、そのあと計画飛行ルートへ戻って予定地に着陸したとのことです。
【次のページ】「ACSL-PF2」は、すでに物流やインフラ点検などの分野で活躍し、補助...