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11/03/2022
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マツダが「車載用飛行体の発着台装置」をはじめとしたドローンを活用する発明に関する特許出願を2020年5月19日におこなっていたことが、2021年11月25日にわかりました。
今回公開されたマツダの車載用ドローンに関連する特許は全部で9件。リアウインドウにドローンの発着ポートを設けて、運転支援や駐車監視などでドローンが撮影した画像を活用するといった発明が公開されています。
通常の車に搭載されたカメラでは、周囲の壁や障害物などで死角が生まれると指摘。高い位置からドローンで撮影をすることで死角を少なくできるとしています。
たとえば、車両の周辺監視システムに関する発明では、「乗員が運転を開始するために駐車中の車両に接近してきた時に、強盗犯等の不審者に乗員が襲われる可能性がある。」として、ドライバー等が駐車中の車に近づいたときに周囲の安全確認をおこなうシステムでドローンを活用。不審者以外にも、死角にいる背の小さい子どもや動物などの確認にも役立ちます。
このほかにも、広い駐車場などで空いている駐車スペースをドローンが探索し、その地点までの誘導を安全におこなうといった車両先導システムも公開されました。
このドローンを活用した発明は、上から見下ろすように周囲を確認できる360°ビュー・モニターの進化系とも言えるかもしれません。
また、ドローンの発着ポートがリアドアのウインドウに設置される場合、リアドアの開閉に伴って発着ポートの水平が保てなくなる問題があります。
そのため、マツダはこうしたリアドアなどの開閉状態にかかわらずドローンが発着できるよう、発着ポートが水平を保つ機構を発明。
リアドアを開けて荷物の出し入れする様子や、開口部に腰掛けているところを上空から撮影したいというユーザーのニーズにも応えられるようにしたようです。
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