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11/03/2022
ソニーは4月12日、4Kテレビ「ブラビア」に新開発の認知特性プロセッサー「XR」搭載機を含む、6シリーズを発表した。全モデル「Google TV」を採用し、ネット動画などのサービスを横断して表示できる。発売は4月24日から順次。
4Kテレビ「ブラビア」に新開発の認知特性プロセッサー「XR」搭載機を含む、6シリーズを発表した発表されたのは、4K有機ELテレビの「A90J/A80J」、4K液晶テレビ「X95J/X90J/X85J/X80J」。全モデルにGoogle TVを採用したほか、A90J/A80J、X95J/X90Jには、認知特性プロセッサーXRを搭載し、「ブラビアXR」として打ち出す。
認知特性プロセッサーXRは、従来の映像処理に加え、音も処理することで、臨場感が増し、圧倒的な没入感が得られるというもの。映像処理では、人の認知特性に基づく分析項目を加え、映像をゾーンごとに検出した上で、それぞれの要素を横断的に解析。映像を最適化し、自然な美しさを引き出す。音声処理については、どんな音源でも臨場感のあるサウンドで再現するとしている。
A90Jシリーズは83、65、55V型の3サイズを用意。放熱用アルミシートを組み込んだ独自設計の有機ELパネルを採用し、発光性能を高めることで高輝度化。従来以上の高コントラストを実現する。A80Jシリーズは77、65、55V型を用意。両シリーズともに画面を振動させて音を出し、音の広がりや音声の明瞭感、音の定位感を再現する「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」を搭載する。
X95Jシリーズは、85、75、65V型をラインアップ。低反射パネルを採用し、明るい環境下において、暗いシーンが白っぽくなることや映り込みを防ぐ「エックス アンチ リフレクション」(65V型除く)を採用する。X90Jは75、65、55、50V型の4サイズを展開。X95J/X90Jは、直下型LED部分駆動を採用する。
X85Jは75、65、55、50、43V型、X80Jは65、55、50、43V型を用意。4K高画質プロセッサー「HDR X1」を搭載し、精細感、色の鮮やかさ、コントラストを向上している。いずれも音の歪みを低減する形状の振動版を採用した、「X-Balanced Speaker」を備える。
XR搭載モデル向けとして、コンテンツサービス「BRAVIA CORE(ブラビアコア)」を新たにリリース。これは、最新映画が10本と名作が2年間見放題になる、ソニー独自の配信サービス。ID登録が必要になるが、利用は無料。現時点では、2年間でサービスを終了する予定だ。ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントと連携し、独自のストリーミング技術を採用するなど、オリジナリティの高いコンテンツを提供するとしている。
今回の新製品発表にあわせ、ソニーストアでは75V型以上の大画面テレビを購入しやすくするための「大画面ブラビア 購入設置プレミアムサービス」をスタート。従来の設置サービスに加え、商品選びから専門スタッフに相談ができるというもので、設置では「プレミアム設置設定サービス」(税込価格:3300円)と「ブラビア壁掛け設置パック」(同:5万2250円)のほか、「ガデンツァ製オリジナルAVラック」(同:9万4468円)を用意する。
あわせて、テレビの大きさ選びに迷う人向けに「ブラビア実寸サイズ用紙 送付サービス」も展開。テレビを置きたい場所に用紙を広げることで、サイズ感がわかり、どのサイズまで置けるかがイメージできるとしている。43~75V型までが(同:550円)、65~85V型までが(同:1100円)になるが、「My Sony ID」でのサインイン、または新規登録でのクーポン登録により無料で提供される。
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