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11/03/2022
ウクライナ内務省が24日未明(現地時間)、キエフ地域の国境施設がロシア軍の空襲で破壊されたと発表した。 [ウクライナ内務省フェイスブックページ]
先月28日、ベラルーシから出発してキーウ(キエフ)に向かっていたロシア軍の長い護送隊の行列が西側の人工衛星で確認され、1日にはこの行列が64キロメートルに達した。西側の分析家は数百のタンク・装甲車と1個師団(約1万5000人)の兵力がこの中に含まれていると予想した。しかし護送行列はその後全く動くことができない状態だと観測された。3日(現地時間)、BBCは英国情報当局者の言葉を引用し、護送隊の進軍は事実上止まった状態だと報じた。また、英国放送ITVは米国防総省当局者の言葉を引用して「ここ24時間、ロシア軍がキーウに向かってほとんど前進することができなかった」とし「長引く補給問題の結果ではないか」と話した。疑問点は他にもある。ウクライナ軍は身動きできないロシア軍を攻撃せず、静かに見守ってばかりいるという点だ。米シンクタンク「外交政策研究所(FPRI)」の軍事専門家ロブ・リー氏は「巨大な規模の護送隊は航空機による攻撃目標物だが、今回はそのようなことが起きなかった」とした。フィナンシャル・タイムズは軍事専門家の言葉を引用して「ウクライナ軍は攻撃をしないのではなく、できないのだ」と2日、報じた。ウクライナの軍事力は全般的にロシアと著しい開きがある。特に空軍力が不足している。このためウクライナが残りの戦力を考慮して護送隊の打撃に出なかった可能性が提起されるウクライナはトルコから輸入した偵察・攻撃用無人機「バイラクタル TB2」を運用中だ。TB2はこれまでロシア軍の地対空ミサイルを撃破して猛活躍した。だが、保有台数が非常に少ないため中途半端に投じることはできないという見解だ。FTによると、ウクライナはこの無人機を20機余り保有している。西側専門家は「TB2の保有台数が小規模なのでウクライナ軍はTB2を広い範囲に投じようとはしないだろう」と分析した。また他の情報当局関係者は「TB2の場合、長期戦用としては実用性が落ちる」と話した。ウクライナ国防省は2日、「近く追加TB2無人機がトルコから引き渡されるだろう」と発表した。軍事専門家はロシア空軍も当初の予想よりも力が出せていないと分析した。ロシア軍が先月24日の侵攻以降、現在まで制空権掌握に失敗したことがこれを物語っている。FTによると、ロシア軍がウクライナ国境周辺に300機余りの軍用機を配備したが、特に長距離攻撃機はほとんど投じていない。専門家はウクライナの防空網を確実に制圧できないロシア軍が戦闘機損失を懸念して出撃を遅らせていると伝えた。また、伝統的にロシアは地上軍と空軍の合同作戦がスムーズではなかった点も挙げられている。だが、最近進められている都市戦闘過程でロシア軍は空軍力を拡大しようとする兆候が見える。これに先立ち1日、ロシア軍はウクライナ空軍基地が位置したジトーミルを狙ってクルーズミサイルを発射したことがある。ウクライナ国防省によると、ロシア軍は第2都市ハルキウ(ハリコフ)に進入するとき、核ミサイルが搭載可能な戦略爆撃機を飛ばした。世界軍事力比較サイト「グローバル・ファイヤーパワー(Global Firepower)」によると、ウクライナは戦闘機と攻撃機を67機保有していて、ロシアは1531機を運用中だ。