LG経済研究院、「韓国の経済成長率は今年3.9%、来年2.8%」と予測=韓国

LG経済研究院、「韓国の経済成長率は今年3.9%、来年2.8%」と予測=韓国

LG経済研究院、「韓国の経済成長率は今年3.9%、来年2.8%」と予測=韓国(画像提供:wowkorea)

LG経済研究院、「韓国の経済成長率は今年3.9%、来年2.8%」と予測=韓国

韓国のLG経済研究院は、今年の韓国経済成長率が4%に及ばず、来年は2%台後半になるとの見通しを示した。 同研究院が12日に発表した報告書「2022年国内外経済見通し」で韓国の今年の経済成長率を3.9%、来年の成長率を2.8%と予測した。 同研究院が予測した来年度の韓国経済成長率は国際通貨基金(IMF)の3.3%、韓国銀行、韓国開発研究院(KDI)、経済協力開発機構(OECD)の3.0%より低い水準だ。 同研究院の研究員は「コロナ禍の特需で急増した海外耐久財、非対面IT需要の増加速度が来年には低くなり、輸出がリードする成長傾向が弱まる」とし、「2023年以降には2%前後の低成長になる可能性が高い」と説明した。 続いて「変異ウイルスの出現で防疫規制は随時再開されるだろうが、防疫規制による危機対応補助金支給もなくなり、需要が次第にサービス部門に移る」とし、「これは国内景気の上昇をリードしてきた輸出の活力を大きく落とすだろう」と付け加えた。 今年と来年、韓国内の消費者物価はそれぞれ2.4%、2.2%ずつ上昇すると予測した。 来年の雇用は、供給よりは需要関連指標によって左右されるだろうと見込んだ。飲食・宿泊、卸・小売りなど雇用誘発効果が大きいサービス部門で雇用が拡大する余地が大きい。しかし、対面活動の拡大が制限的で無人機導入傾向がはっきりと出ているため、来年中に雇用が過去の水準に回復するのは難しいと判断した。 同研究院は「製造業や卸売り・小売り業の場合、すでに進んでいた雇用減少傾向が需要鈍化により、さらに深刻になる見通し」とし、来年の就業者増加数は今年(36万人)より、やや減少した28万人と予測した。 世界経済成長率は、今年の5.8%から来年は3.9%へと下がるだろうと見込んだ。 対ドル・ウォン相場は、コロナ禍による不確実性が弱まり、来年上半期は1160ウォン台へと一時的に下がり、下半期は国内成長率が減速し、主要諸国の緊縮基調が本格化して、やや上昇した1170ウォン台になるだろうと予測した。

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