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lifehacker LifeHacker LifeHacker Macのアプリがフリーズ。強制終了するコマンドの使い方

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アプリの使用中に、突然Macがフリーズしたことはありませんか?

アプリを閉じようとしても閉じられず、終了をクリックしても応答しません…。

幸いなことに、Macではアプリを強制終了して、再起動することができます。

今回は、Macで応答しなくなったアプリを強制終了する方法を紹介します。

目次

1. アプリがフリーズしたり、応答しなくなるのはなぜ?

2. Macでアプリを強制終了させる方法

3. Macを強制的に再起動またはシャットダウンする方法

4. Macのログイン項目を確認する

アプリがフリーズしたり、応答しなくなるのはなぜ?

Macのアプリが応答しなくなる原因はさまざまですが、以下にその一部を紹介しましょう。

RAMとはRandom Access Memoryの略で、基本的には短期記憶装置のことを指します。コンピュータは、開いているアプリを格納するためにRAMを使用しますが、その容量には限りがあるのです。

そのため、同時にたくさんのアプリを開いていると、全体の動作が遅くなり、場合によってはアプリが応答しなくなります。

この問題が疑われる場合は、開いているアプリをいくつか閉じてみるか、Macを再起動してRAMをクリアしてください。

また、この問題が繰り返し発生するようであれば、MacのRAMを増設することも検討しましょう。

残念ながら、すべてのアプリが同じような品質で作られているわけではなく、なかにはバグがあって正常に動作しないものもあります。

この問題は、サードパーティのウェブサイトではなく、MacのApp Storeから直接アプリをダウンロードすることで、回避しやすくなりますよ。

AppleはApp Store上のすべてのアプリを審査しており、絶対にバグがないとは言い切れませんが、信頼性はかなり高まります。

使っているMacと互換性のないアプリだと、そもそも起動できないか、開いてもすぐ閉じてしまうことがよくあります。また、たとえ動いたとしても、途中でフリーズしてしまうケースも。

互換性の問題を回避するには、アプリを常に最新にアップデートしておくことです。しばらくアップデートがリリースされていない場合は、今後のアップデートをこまめにチェックしておきましょう。

とくに、最近macOSをアップデートした場合は、アプリの互換性に注意が必要です。

Macでアプリを強制終了させる方法

以上、アプリで問題が起きる原因を紹介しました。

こんどは、必要な場合にアプリを強制終了させる方法を見ていきましょう。macOSには、さまざまな方法が用意されています。

MacのDockからアプリを終了させるには、Controlキーを押しながらアプリをクリックして、メニューから[終了]を選択すればOKです。

また、Dockからアプリを強制終了させることもできます。

Controlキーを押しながらアプリをクリックしたら、Optionキーを押してください。すると、メニューの[終了]が[強制終了]に変わります。

アプリを強制終了する次に簡単な方法は、メニューバーを使用することです。画面の左上にあるアップルメニューを開き、[強制終了]を選択します。

すると、[アプリケーションの強制終了]ウィンドウが表示されます。問題のアプリを選択し、[強制終了]ボタンをクリックしましょう。

メニューバーではなく、キーボードショートカットを使って[アプリケーションの強制終了]ウィンドウを開くこともできます。

Cmd + Option + Escapeキーを同時に押してください。次に、アプリを選択し、[強制終了]をクリックしてください。

Macのアクティビティモニタは、コンピュータ上で実行されているプロセスを表示します。

Windowsマシンを使ったことがある人なら、MacのアクティビティモニタはWindowsのタスクマネージャのようなものだと思ってもらえばいいでしょう。

アクティビティモニタを開くには、いくつかの方法があります。

アクティビティモニタが開いたら、一番上にある[CPU]タブが選択されていることを確認します。

Mac上で稼働しているプロセスのリストが、その詳細とともに表示されます。

問題のアプリを選択したら、上部にある停止ボタン(Xのような形)をクリックし、[強制終了]を選択。

Macを強制的に再起動またはシャットダウンする方法

アプリを終了しても問題が解決しない、ほかのアプリも反応しなくなった、Macの反応が全体的に遅いなどの場合は、Macをシャットダウンして再起動したほうがいいかもしれません。

Macを再起動またはシャットダウンするには、メニューバーを使用するのが最善です。

アップルメニューを開き、[再起動]または[システム終了]を選択します。

再ログイン時にウィンドウを再度開くかどうかを尋ねるダイアログボックスが表示されたら、そのオプションをオフにしましょう。

これで起動時に応答しなくなっていたアプリがまた開いてしまうのを避けることができます。

Macがメニューバーの操作に反応しない場合は、強制的に再起動することもできます。

Macを強制的に再起動するには、画面が消えるまで、CmdキーとControlキー、電源ボタンを長押ししてください。

それでもうまくいかないときは、Macの電源が切れるまで電源ボタンを長押しするという方法があります。

もっとも、このやり方はコンセントを抜くのと同じことなので、開いていたアプリの未保存の内容が失われるおそれがあります。

ですので、この方法は、Macが完全に応答しなくなった場合にのみ使用してください。

Macのログイン項目を確認する

Macでは、起動時またはログイン時に、特定のアプリを自動で開くことができます。

しかし、その中に問題のあるアプリが含まれていると、最初からトラブルに見舞われてしまいますよ。

ログイン時に起動するアプリを確認する手順は以下:

  1. Dockのアイコンを使って[システム環境設定]を開くか、アップルメニューをクリックしてメニューバーから[システム環境設定]を選択する。
  2. [ユーザとグループ]を選択する。
  3. 左側のユーザアカウントを選択し、[ログイン項目]タブに切り替える。
  4. ログイン時に自動的に開く項目のリストが表示される。リストから削除するには、その項目を選択し、リストの下にあるマイナス(ー)ボタンをクリックする。

アプリを強制終了させるような事態はできるだけ起きないことを祈ります。でも、いざというときのために、Macのアプリを強制終了する方法を抑えておくと安心です。

同じアプリが繰り返しフリーズしたり、反応しなくなった場合は、そのアプリをMacからアンインストールして、代わりのものを探してください。

Original Article:How to Force Quit an App on Your Mac by MakeUseOf