「Beats Flex ー fragment designスペシャルエディション」 Apple公式サイトで販売開始
11/03/2022
久しぶりに、通話用のワイヤレスヘッドセットを新調した。モノはJabra製の「Talk 45」という片耳タイプのモデルだ。
これまで使用してきたヘッドセットが長年の酷使により、勝手に通話が切れたり急にこちらの音声が遠くなったりと満身創痍になったため、買い換えるに至った。
前機種よりも小型な製品がいいと思い探し始めたのだが、片耳ヘッドセットは以前ほどラインアップにボリュームがない気がする。完全ワイヤレスのステレオイヤホンが普及したために需要が減退したのかもしれない。
筆者的には、通話は通話用のヘッドセットでしたい……ということで、予算とサイズ的にちょうど良さそうだと思ったTalk 45を選んだ。
パッケージの中身は、本体と充電用microUSBケーブル、交換用のイヤーチップ(サイズ違い×2)とイヤーフック(透明プラ)が2つ。これに加えて、クルマのシガーソケットに差し込んで使う充電器も一緒に付いてきた。「12V-24V」とあるのでバスやトラックなど大型車でも使用できるようだ。
下は数年間使用したPlantronics製の「 Voyager Legend」。充電用microUSBポートの左に見えるのは電源スイッチだ。側面にあるのはミュートボタン(音声アシスタント兼用)着信した際は通話ボタン(「Jabra」のロゴのあたり)を押すことで応答でき、2度押しすると受話拒否できる。通話中以外で、ミュートボタンを押すとGoogleアシスタントを呼び出せる。
装着感は極めて良好で、通話音質もクリアだ。筆者は着信が来たときにサッと着けたいので、イヤーフックを外して使っているが、装着した状態で頭を振っても外れることはない。長時間着けっぱなしにしていても耳が痛くならないところが良い。つい外すのを忘れそうになる。
こちらはイヤーフックを着けた状態。梱包時にはこの状態で手元に来たマニュアル上の連続通話時間は最大6時間。バッテリー残量は、電源を投入した状態で通話ボタンを押すと、音声アナウンスで確認できるほか、スマートフォン用のコンパニオンアプリ「Jabra Assist」でも表示される。
ペアリングしている時のJabra Assistのメイン画面最後に切断した場所も表示できるこのアプリでは、ほかにもヘッドセットが見つからないときに音を出して探したり、最後にヘッドセットを使った場所を確認したりできる。シャツの胸ポケットに入れても気にならない軽量コンパクトさが気に入っているが、筆者の手にかかればあっさり失くしそうなのでこういう機能は必須だ。いつか世話になる予感がしている。
気になる点としては、ヘッドセット側にミュートボタンはついているものの、ボリュームの調節ができないこと。また、背景の音を拾いやすいらしく通話中に「今の何の音?」と聞かれることがたびたびあった。それでも、人やクルマが行き交う雑踏の中で通話をしても聞き返されるようなことはなかったため、こちらの声はしっかりと届いているようだ。
ボリュームをヘッドセット側で調節できれば……と思わないでもないが、装着感の良さとポケットにスッと入れておけるコンパクトさは大変気に入っている。これもまた天寿を全うするまで付き合っていきたいと思う。
製品名 | 発売元 | 購入価格 |
---|---|---|
Talk 45 | Jabra | 6160円 |