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11/03/2022
Essential元社員が創業したOSOM、プライバシー重視のスマホ「OV1」の新情報を公開の画像
「Android」の生みの親であるAndy Rubin氏が創設したモバイル機器メーカーEssential Productsは2020年2月に廃業したが、元従業員らが設立した新興企業のOSOM Productsが、初の主力スマートフォン「OV1」を開発しており、このほど新情報を明らかにした。OV1はプライバシーを重視したハイエンド仕様のスタイリッシュな「Android」搭載デバイスで、2022年第4四半期に発売される予定だ。OSOMは「Out of Sight, Out of Mind」(去る者は日々に疎し)の略だ。同社はOV1について、わずかな情報しか発表していない。Qualcomm Technologiesの最上位チップセット「Snapdragon 8」シリーズを搭載しているため、サムスンの「Galaxy S22」など主力級のAndroidスマートフォンに対抗できるほど強力であり、また4800万画素と1200万画素の2つの背面カメラにより、サムスンの主力端末に匹敵する水準の写真を撮影できると、OSOMは米CNETの取材に対して述べた。OV1は、丸みのある三角形をしたカメラ部分の出っ張りはチタン製だが、それ以外は強度の高いセラミック素材であるジルコニアを採用した真っ白なバックカバーが目を引くデザインとなっている。ステンレス製の筐体は「iPhone 13」シリーズのように側面がフラットで、前面ガラスにはCorningの「Gorilla Glass Victus」を採用している。物理的なSIMカードを2枚利用でき、バッテリーは終日持続する。OSOMが公開した情報を見る限り、OV1は各社の主力端末と対抗できそうが、プライバシーを重視した部品として現時点で明らかになっているのは1つだけだ。それは、同梱されるUSB Type-Cケーブルの物理的スイッチで、これを使ってデータの流れをオフにすると、データが吸い取られる心配なくデバイスを充電できるという。最高経営責任者(CEO)のJason Keats氏は、2020年10月に米CNETが取材した際、プライバシーの保護こそ、OSOMの製品が他社製品と一線を画す点だと語っていた。完成度の低い「Essential Phone PH-1」の発表と共同創業者のAndy Rubin氏の退職、Essential Productsの解散を経て、同社の従業員の一部がKeats氏と結成したのがOSOMだ。OV1は同社にとって初めての製品で、多くの期待が寄せられている。この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。