「Beats Flex ー fragment designスペシャルエディション」 Apple公式サイトで販売開始
11/03/2022
2020年夏の開催が予定されていた東京オリンピックは、この新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響をうけて、あえなく延期が決まった。が、いよいよ開催に向けての動きが本格化してきた。オリンピックイヤーといえば、各社フラッグシップ機のモデルチェンジが通例だ。2020年は厳しい状況ながら、キヤノンからEOS-1D X Mark IIIが2月に登場。遅れること6月に本機D6も発売。2大メーカー渾身のモデルが揃った。また、ソニーからもフラッグシップカメラα1が登場。いよいよ面白くなってきた。
キヤノンのEOS-1D X Mark IIIでは各デバイスを刷新して機能・性能ともに大きく様変わりし、静止画連写性能とRAW動画の撮影性能の進化が話題をさらった。一方で、D6は従来モデルのD5から撮像素子を据え置きとしたこともあり、少なからず進化の度合いが小さい印象があった。
前身のD5ではAF性能や高感度時のノイズレベルなど、スポーツ・報道分野の撮影で、特に重要視される描写性能で一定の評価を得ていることもあり、その完成度を継承・前進させるという意味で、AFと画像処理エンジンのデバイス更新に留め、静止画像に磨きをかけることに注力したモデルチェンジ、ということになるだろうか。
以下、主な進化点をおさらいしておこう。
[D5から更新された主要箇所]・連写速度:秒12コマ→秒14コマ・AFセンサー:153点→105点(D5は35点ダブルセンサー配列→D6は全105点トリプルセンサー配列)・画像処理エンジン:EXPEED 5→EXPEED 6・そのほか:Wi-Fi、Bluetooth、GPSを内蔵
[D5に同じ、据え置かれた主要箇所]・撮像センサー:有効約2,082万画素
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