「Beats Flex ー fragment designスペシャルエディション」 Apple公式サイトで販売開始
11/03/2022
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アウトドアでは「素敵なテントですね」と会話が始まる。「新しいチタンの薪ストーブですか?」と声をかけられて、一緒に珈琲を飲むこともある。以前、猪苗代湖で30年前のカヤックに乗ろうと一週間のキャンプをした。そのとき、どういうわけか僕のところに人が集まってくる。理由を聞いたら「テーブルクロスを使っているキャンパー、いないですよ」と言われた。そして、そのたった一枚のテーブルクロスのおかげで会話がはずみ、僕は40センチオーバーの岩魚を頂戴することとなった。
本業である写真についてはギャラリーを借りて数回、写真展を行なった。ブカッティ35T、ポルシェ904、フェラーリ365GTB/4。名車を約70台、撮影は10年近くかかった。現在はそのギャラリーもなくなり、撮影も休止中だが、あと30台は撮影したいと思っている。そんななか「こんな時節だが、こんな時節だからこそ人と繋がれるようなことができないかな」「森で小さな写真展はできないかな」「撮影会も可能かな」と考えを巡らせるようになった。
さっと撮ってクルマのオーナーにその場でプリントを渡すのも良い。その後は皆でクルマ談義。キャンプ談義。わいわいガヤガヤ。そこでそんな夢を実現するアイテムをちょいとテストしてみることにした。カメラは富士フィルムinstax mini 90ネオクラシック 。「チェキ」と呼ばれているインスタントカメラだ。
チェキの歴史は1998年から。フィルムサイズは86×54mm、写真のサイズは62mm×46mmのカードサイズ。ちょいと小さいけれど、色がどうの、ピントがどうの、レンズがどうのなんて関係ない。写って楽しければそれで良い。インスタントフィルムを使うカメラなので、すぐにプリントができ上がる。それ以外を求めることはあまり意味がないだろう。写真は撮影後に家庭用のインクジェットプリンターに付属したスキャナーでスキャニング、デジタル化したもの。複数の行程を経ているため、解像度等がかなり落ちていることを了承していただきたい。 さて写真を展示するアイテムだ。クルマのDIYではおなじみのエーモン工業が展開するアウトドアブランOGC。そのなかから「OGC ハンギングコード」を選ぶ。全長約1m。許容伸び率約150%。クリップ数は8個。カラーはオリーブドラブ。
説明書には書いてないが、フックの内側に小さなプラスチック製のパーツがコードに付属されており、これをフックの外側に移すとコードの長さを短くできる(コードを引き出して縛ってしまっても短くすることもできる)。ただしこの製品は重い物には対応していない。吊るす物はハンカチとか手袋とかだ。もちろん、チェキの写真も可。
最近、食事はラクしたい。イオンが展開するトップバリュのレトルト食品。価格はお手頃。同ブランドのフランスパンとチューブ入りの醗酵バターを追加。 ガーリックトーストはトーストを焼く時にガーリックパウダーを足すだけででき上がる。同じ形のスキレットをふたつ使えばオーブン代わり。バジリコか乾燥パセリがあれば彩りも良い。
最後に奥多摩のお土産といえば「へそまんじゅう」だろう。8個入りを買うと蒸し上がりの「ほかほか!」をひとつサービスしてくれた。青梅吉野梅林郷の「紅梅苑」の「柚籠」も僕はお気に入りだが、今回はへそまんじゅう。