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11/03/2022
Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。281回目です。寒暖の差が激しいので、体調管理にはご注意を。
ネコ大乱闘ゲーム『Fisti-Fluffs』が、いつの間にかモバイル先行でリリースされていたので少しプレイ。日本では『暴れん坊ニャンコ』として配信中です。最大4人でのローカルマルチプレイに対応し、バトルロイヤルのほか王冠の所有権を争ったり、家具などの破壊を競ったりといったゲームモードを収録。キャットフードをネズミから防衛する協力モードもあります。前足をブンブン振ってのドタバタ劇は相変わらずかわいい。
また「猫部屋」なるモードも用意されており、部屋の中で撮影会が可能。伸びしたり寝転がったり、耳の後ろをカキカキするなど複数あるエモートから選択して、好きな角度から写真を撮れます。また、口笛を吹くと近くに寄ってきて、顔や首まわりを撫でてやるとゴロゴロ。もう少し自由度やバリエーションが欲しいところですが、何かいろいろ満たされる。コンテンツは完成しているようなので、PC/コンソール版の配信も近いかも。by. Taijiro Yamanaka
『モンスターハンターライズ』をプレイしています。登場モンスターの初狩猟はひととおり終わって、護石ガチャをしながら次の武器種を選定中です。本作は至るところが快適になっている印象ですね。
いまだに感動を覚えるのがロード時間。目立ったロードが挟まるのはクエスト出発・帰還時ぐらい。狩猟の準備がとにかく快適におこなえるようになっています。里・集会所にある施設の配置も最適化されていて、ハンターが行きたい施設へとすぐにアクセスできる。過去作ではどこにどの施設があるのか、長時間プレイしても戸惑うことがありました。本作では、施設に沿った分かりやすい飾り付けや、特徴あるNPCが配置されていることから、ゲーム序盤の段階で各施設の場所が頭にすっと入った印象です。
そしてモンスターの狩猟が楽しいのはもちろんなのですが、探索にも没頭しています。たとえば大社跡には朽ちた五重塔があったり、狩猟中には足を踏み入れない高所まで昇ってみると祠が佇んでいたりと、世界観を深める建築物の数々が意外な場所に存在していました。これらの神秘的な風景は翔蟲・オトモガルクがあってこそ実現できたものかなと。高低差も利用したフィールドの作り込みにも感動しています。
そんなこんなでプレイ時間が膨大になりがちな『モンスターハンター』シリーズ。本作ともまた長い付き合いになりそうです。毎回うさ団子のカットシーンが可愛すぎて飛ばせないのは筆者だけではないはず……。by. Tetsuya Yoshimoto
「お前が初めてプレイしたゲームモードが帰ってきたぞ」そう言われてエモく(?)ならないゲーマーはいないだろう。私が『レインボーシックスシージ』を始めて早々に“出くわしてしまった”イベントである「Rainbow Is Magic」が今年のエイプリルフールネタとして2年ぶりに復活(3月30日~4月6日)したということで、懐古もかねて再び挑戦してきた。
真っピンクの迷彩服を着たTACHANKA以下の全オペレーターの視認性の悪さ、謎にピッチが上がったオペレーターのボイス、ファンシーなマップテクスチャ、そして極めつけの「ミスターベアー」の姿。もう、どれを取っても普段のタクティカルFPSらしさが行方不明のこのゲームモード、実は細かいところが良くできているのだ。イベントマップはテクスチャを張り替えたおもちゃの「大統領専用機(エアキュートワン)」だが、このおもちゃが置かれているのはなんとリワーク前「民家」の子供部屋。ツッコみどころが多すぎて忘れかけていたが、これも一応シージの世界なのだ。もう二度とプレイすることはないだろうが、強烈すぎて多分一生忘れることはない。by. Ryo Agawa
今週は新作放置ゲーム『NGU Industries』を遊んでいました。放置ゲームといえば日本のゲーマーの皆さんは『Cookie Clicker』が思い浮かぶかもしれません。英語圏ではあのジャンルが結構な人気を誇っていて、「Clicker」とか「Idler」、あるいは「Incremental Game」などと呼ばれております。
こちらはそのジャンルでかなり人気のあった『NGU Idle』というゲームの新作で、奇妙なユーモアと投げやりなデザイン、しかしよく練り込まれた調整が魅力です。限られた土地に設備を配置、鉄鉱石や銅鉱石、ダンボール鉱石(?)を採掘し、ガタガタのホチキスの芯やグチャグチャの配線を製造、戦闘ドローン(ダンボール製)を作って世界征服を目指したりします。
実は私、先週からAUTOMATONライターになりました。記事を書くのに一生懸命です。そんな一生懸命な人でも配置して放置してるだけで世界征服をめざせるゲーム。素敵じゃないですか?忙しい新社会人の皆さんなどにもおすすめできるんじゃないでしょうか?どうでしょう。うっかり「生産量の最適化をしよう」なんて考えたりすると瞬く間に時間が飛び放置ゲーではなくなってしまうので、雑レイアウトの工場生産を執筆の合間にチェックして楽しんでいます。by. Seiji Narita
ノーを突きつけていく短編コメディADV『Say No! More』を遊んでいました。主人公は、否定が禁止された会社へやってきたインターン。気弱な性格もあり、最初は上司の無茶な要求にも逆らえずいたのですが、やたらハイテンションな否定啓発テープを手に入れ、相手の要求を拒否できるように。イエスに支配された会社で、ノーが旋風を巻き起こしていきます。
本作のゲームプレイは、コーヒーを入れてきてほしいとか、ゴミを捨ててきてほしいとか、残業をしてほしいといった、何かを押し付けようとしてくる相手にノーを突きつけていくだけです。溜めノー、クレイジーノー、省エネノーなど、否定のバリエーションはいくつか用意されていますが、それらはフレーバー程度のもの。移動も自動的に行われるため、自由に誰かを否定できるわけでもありません。ただし、本作は終始高いテンションで、テンポよく物語が描かれていきます。最初はちょっとした理不尽にノーで抗っていたはずが、次第にノーが会社全体を巻き込み、謎のバトルも展開。小気味良いコメディ映画を見るようなゲームでした。プレイ時間も2時間ちょっとだったので、値段も相まって映画を見るような気持ちでプレイすると丁度いいかもしれません。by. Keiichi Yokoyama
「篝火#3」を見てから『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』熱が止まりません。篝火は、『スマブラSP』の非公式の大規模オフライン大会(のはず)。知っている選手が多くなってきたので、ちらっとその選手目当てに見た結果、素晴らしい実況・解説とレベルの高すぎる試合に釘付け。3月27日は一日観戦しっぱなしでした。印象に残ったのはアカキクス選手で、速すぎるコマンド選択には魅了され続け、まじん斬りフィニッシュ時は思わず声が出ました。
一方で、ここまでプロシーンに熱中するまでにはかなり時間がかかったなと。『スマブラSP』は発売当初から買い、アプデされるごとには触っていたのですが、その程度でした。きっかけはタミスマ視聴。セフィロス研究をする中で、YouTubeのおすすめで出てくるオンライン大会タミスマを視聴。頻繁に開催される大会なので、そこでどんどん選手を覚えていきました。それでも時間がかかった。eスポーツは普通のスポーツよりもずっとルールが複雑なのでそこを抑えるのが難しい。見るための知識がいるわけですね。そこから、好きな選手をまず見つける。そこまでくればどんどん選手を覚えていくわけですが、諸々の手順を考えるとハードル高め。一方で、大好きなゲームが新たなドラマを作り、ビジネスを作っていくのは、素晴らしいことだなと。「篝火」を見られて本当によかった。あれから、自分には何ができるのだろうかと、漫然と考えています。by. Ayuo Kawase
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