これが噂の5ナンバー。時代の先を行くジンバル「DJI OM 5」

これが噂の5ナンバー。時代の先を行くジンバル「DJI OM 5」

「5」と言えば……

9月6日からDJIのサイトでは、新たに「5」が付く製品の発表を匂わせるティザー広告がスタートしていた。DJI製品で「4」まで来ている製品といえば、ドローンのPhantomシリーズか、スマホ用ジンバルのOM(旧Osmo Mobile)シリーズしかない。今更Phantomでもないだろうし、ということは……と思っていたのだが、9月8日に発表された製品は、やはり「OM5」であった。

これが噂の5ナンバー。時代の先を行くジンバル「DJI OM 5」

すでに公式サイトでは販売がスタートしており、価格は17,930円。加えて別売の「補助ライト内蔵スマートフォンクランプ」も6,160円で販売しているが、執筆時点では在庫切れとなっている。

スマートフォン用ジンバルとして最初にOsmo Mobileが登場したのが2016年。筆者も購入し、中国の放送機材展「BIRTV」の取材でも活用した。

以降DJIでは、2018年にOsmo Mobile 2、2019年にOsmo Mobile 3、2020年に改名してOM 4と、2以降は毎年リニューアルモデルを出している。それだけ需要があるということだろう。

一時期スマホ用ジンバルは廉価商品が山のように出たが、機能の低い製品はあっという間に淘汰された印象だ。一人勝ち状態となったDJIの「次の一手」を早速試してみよう。