[シャオミ「11T Pro」のカメラを試す――1億画素オーバーの写りはいかに]

[シャオミ「11T Pro」のカメラを試す――1億画素オーバーの写りはいかに]

スムーズなフォルムと美しいカラーが眩しいボディ

 「Xiaomi 11T Pro」はリーズナブルな価格だが、他メーカーのハイエンド機と肩を並べるほどの仕上がりだ。ややマット地のボディ表面は高級感があり、手に吸い付くような感触で、ケースなしで運用してもウッカリ落下させてしまうことも少なそうだ。

[シャオミ「11T Pro」のカメラを試す――1億画素オーバーの写りはいかに]

 また、ボディカラーが美しい。今回試用したのは「セレスティアルブルー」という、見る角度によって発色が変化する何とも言えないフィニッシュの端末だ。手で握ってジックリと眺めてみたが、価格以上の雰囲気を醸しだしていると思う。カメラユニット部のデザインとともに安っぽさはあまり感じられない。

 「Xiaomi 11T Pro」が搭載しているリアカメラはトリプル仕様である。1億800万画素(広角カメラ)、800万画素(超広角カメラ)、500万画素(テレマクロカメラ)だ。望遠カメラは搭載していない。

 アウトプットとしては、1億800万画素中の9つの画素をまとめて1200万画素として出力するという、スマホカメラのトレンドを採用している。これによって画質と感度の特性を向上させる狙いだ。

 カメラ機能の起動は高速でなかなかいい。撮影モードはスチルが「写真」、「プロ」、「ポートレート」、さらに「夜景」、「108M」などだ。

 機能の切り替えは画面下部のメニューをスライドして行う。目玉機能の1億800万画素カメラは、「プロ」に切り替えて画面上部の「108」をタップするか、下部メニューをスライドして「もっと見る」内の「108M」を選択することにより使用できる。

設定メニュー。わかりやすい構成で使いやすい「もっと見る」内。オプション的な機能はここに集約されている「プロ」モード時。ホワイトバランス、シャッタースピードなどを設定可能

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