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11/03/2022
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今月7日に放送されたNHKの大河ドラマ『青天を衝け』の中で、オランダ、ロシア、イギリスの国旗の上下が逆になっていた問題。NHKは再放送分を修正の上、視聴者や関係者にお詫びした。【映像】EXITと考える愛国心って何だ?国旗や国歌が心を育む?一水会代表に聞く
「国旗損壊罪」の議論も
国家や愛国心の象徴として国内外で尊重・掲揚される一方、時に他国を批判する意図で燃やされるケースもある国旗。今年に入り、日本を侮辱する目的で日の丸を傷つけると処罰できる「国旗損壊罪」の導入が議論されたこともあった。 大河ドラマの一件について、EXITの兼近大樹は「僕は日本食が好きだし、税金をいっぱい納めたいと思っているし、そのような意味では愛国心はメッチャはあると思っている。でも、海外のデモで日本の国旗が燃やされているのを見ても、“別に?”と思ってしまう」と困惑気味だ。 そこで25日の『ABEMA Prime』では、今から51年前の1970年11月25日、憲法改正を訴えて自決した三島由紀夫のメッセージを継承する愛国者団体「一水会」の木村三浩代表を招き、国旗の持つ意味、そして愛国心について議論した。
木村氏
国旗について木村代表は「国を統一する、またはそれを尊重する人々のシンボルだ。そういう人からすると、逆さまになっているのはいただけない、という感覚にもなると思う。やはり、なぜそうなってしまったのか、というプロセスが大切で、間違ってそうなってしまっていて、指摘を受けてきちんと謝罪などの対応があったなら、猛省を促すぐらいでいいのではないだろうか」との見方を示し、「外国で日の丸が抗議の象徴として燃やされている映像を見た時にも、“はあ?何?”という人もいれば、“少しやり過ぎではないか”と感じる人もいる。そういう人々の色々な感情を理解していくことが必要だ」とコメント。
三島由紀夫
「私は65歳だが、祝日を“旗日”と呼ぶこともあるように、昔は東京でも家の前に国旗を立てている家があったが、今はあまり見かけない。地方でも、だんだんと減ってきているように感じている。私自身は日の丸をすごく大切にしている。例えば今日(11月25日)は三島由紀夫さんが割腹した日なので、ちょうど追悼の催しをやってきたところだが、きちんと国旗を立てたし、みんなが尊重しようという気持ちを持っていたと思う。一方で、“リベラル”だとか“左”と呼ばれる人たちにも愛国心はあると思うし、もちろん国旗を立てる権利はある。しかし立てることはしないと思う。 なぜか。日本と三国同盟を結び、連合国と戦争をして負けたドイツとイタリアは、“あの戦争は良くなかった”としてシンボルだった国旗と国歌を変えた。日本でも、新しい国旗と国歌を制定しようと主張していたグループもあった。ところが当時の国民の支持が得られなかったこともあり、今も変わらず使い続けられている。そこに対して、やはり第二次世界大戦、大東亜戦争というのは一体どのような戦争だったのか、その総括や反省がなされていないまま日の丸を立てるということは、“あの戦争は正しかった”という象徴になってしまうのではないか、という思いがあるのだろう」。
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最終更新:ABEMA TIMES