「どうしてこうなった…?」“必死すぎるネコ”の姿に反響、裏側に猫写真家の奮闘と愛「地域猫の世話をする人に喜んでもらいたい」

「どうしてこうなった…?」“必死すぎるネコ”の姿に反響、裏側に猫写真家の奮闘と愛「地域猫の世話をする人に喜んでもらいたい」

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沖昌之さんが撮影した“必死すぎるネコ”

「どうしてこうなった…?」“必死すぎるネコ”の姿に反響、裏側に猫写真家の奮闘と愛「地域猫の世話をする人に喜んでもらいたい」

 町中にいる外猫たちの、一生懸命で必死なのに、どこかおかしくて愛くるしい姿を写真に収めている猫写真家の沖昌之さん。写真集『必死すぎるネコ』(辰巳出版)シリーズは、現在3作目が発行されるなど大きな人気を見せている。もともとは家電の営業マンだったそうだが、アパレルのカメラマン兼販売員に転身。2015年に独立してからは猫写真家を名乗り、雑誌の連載や著作、テレビ出演なども行う沖さん。猫への愛、そして外猫を世話する人たちへの感謝について、沖さんに話を聞いた。【写真】「猫ってこんなことするの⁉」爆笑&愛しさ全開!“必死すぎるネコ”たちを激写■「再現性は作れない」人気シリーズだけに苦労も…、“必死すぎるネコ”撮影の裏側――最新作『必死すぎるネコ~一心不乱篇~』が2月2日に発売されましたが、反響はいかがですか?【沖昌之】自分としては自信作だったのですが、実際に見てくれる人がどう感じるのかはすごく心配でした。でも発売して、百貨店で展示会を開いたりする中で、とてもいい反応をいただけました。「『必死すぎるネコ』の最初の作品のような面白さがあるし、最後までどういう展開になるのかわからず飽きさせない」と言ってもらえて、歴代でも一番いい作品になった気がします。――シリーズものを続けていくと、読者を驚かせ続けるのはやはり大変ですか?【沖昌之】猫がいつも奇跡を起こしてくれるわけではないですし、そもそも猫がする仕草って限られていると思うので。そのなかでいかに、「必死すぎる」ように見えるかという部分が重要になります。時間さえかければ奇跡的な瞬間に出会う確率は上がると思いますが、出会えたところでそのときにカメラを構えているかという問題もあるので、撮れたらラッキーくらいの感じですね。再現性は作れないというのが、正直なところです。――今作はシリーズ3作目ですね。【沖昌之】ネットやSNSだと1枚の写真ですけど、本の場合は見開いたときに対になる面白さがあり、そこから次のページを開いたときにまた違う展開が広がっていく…という良さがあります。そこをうまく生かしながら作っています。――SNSなどで猫の写真や動画を投稿する人も多いですが、そういったものも見ますか?【沖昌之】TwitterとかInstagramは僕もよく見るのですが、「こんなことをする猫がいるんだ」と驚かされることもあります。みなさんが撮っている写真でもちろん癒されもしますが、自分の立つ瀬がないなと戦々恐々とすることもあります(笑)。

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最終更新:オリコン